2ntブログ

2007年10月

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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 秋晴れの青い空。こんな日は、和大(かずひろ)は少し遠回りして河原の土手を通って学校から帰る。今日みたいな天気の日には、きっといる。

 橋を越えて自分の家に近い方の土手沿いをしばらく行くと、風に乗って微かに聴こえてくる。空気をたくさん含んだ、アコーディオンの音。
腐女子バトンをいただきました。ウレシスv

「萌えるか萌え無いか、答えて下さい。」だそうですが男同士だと概ね萌えなので○×は割愛。

ではご興味ある方ドゾー
26日よりネット落ちしてましたが無事戻ってまいりますた☆
更新は明後日からするツモリです。
落ちてる間にお越しくださった皆様ありがとうございました。
また今後ともよろすくおながいしますm(_ _)m
「坂崎……」

 ようやく話せるまでに呼吸が回復した陣内が横を向いて目だけで坂崎を探した。
 坂崎は陣内の言葉に弾かれたように現実に戻った。




※性描写アリです。18禁でお願いします。

「陣内さん……、挿れますよ」
 背後から声を掛けると、シーツに顔を埋めた陣内が何度も首を縦に振る。
※性描写アリです。18禁でお願いします。

 本当に良いのか、その真意を探るべく陣内をじっと見つめる。陣内もそれに応えて、官能を滲ませた目で見つめ返す。

 陣内を見つめたまま、取られた手首を口元へ引き寄せる。手首を返し、陣内の手の甲に唇を押し当てた。坂崎を見つめる瞳。暗く深く、どこかが満たされていない。その欠けた部分に心奪われる。――ずっと、見つめていたくなる。

※性描写アリです。18禁でお願いします。

 ――陣内さんが、俺でイった。

 もう、それだけで充分だ。求め出したら終わりがない。手で顔を覆って呼吸を整える陣内の腹に恭しくキスをして、そこに顔を埋めるように抱き締めた。坂崎の皮膚に陣内の鼓動と呼吸が直に伝わってくる。

※性描写アリです。18禁でお願いします。


 まだ柔らかさを残す陣内を再び口に含める。じゅぷ、と音を立てて何度か吸い上げる内、口内の陣内が熱を持ち始めた。猛りが形を成すと、その幹を包むように舌を添わせる。

※性描写ありです。18禁でお願いします。

 下唇を口に含め、軽く歯を立てて口内の陣内を引っ張った。坂崎の唾液に濡れた陣内の下唇を、また口に含めて甘噛みする。

「ん……、坂崎……」

 坂崎の背に腕を回して、陣内が、名を呼ぶ。――本当に呼びたい名は、俺の名前じゃないはずなのに。


※キス描写ありです。15禁でお願いします。


 そのまま坂崎の下心通りそのホテルの上階に部屋を取る事となった。二人で部屋に入ると、少しの間、沈黙が流れる。

「……シャワー、先に浴びてくるよ」

 沈黙を破ったのは陣内だった。

 ――ああ、やっぱりこの人は。

 石田が好きだったのか。坂崎がいつも見ていた陣内の視線の先には、いつも石田がいた。分かってはいたが、改めて本人から知らされるとやはりショックは大きい。

 金曜、夜の繁華街。その人は雑踏の中、遠くを見つめて一人佇んでいた。その人の周りだけ、何も寄せ付けないバリアのような膜が掛かっているかのようだった。

 その膜を破るように、坂崎は手を伸ばした。

「陣内さん、……お一人ですか……?」

 その人は驚いたような表情の後、上目遣いで笑った。

「……一人だよ?」



激しい情事……そしてインターバル


「……お前とのセックスはもはやスポーツだな……(グッタリ)……っん……」

「……何言ってんだよ。お前とのセックスが俺の唯一のゲイジュツ活動だよ。
 ん~~~~…………またシたくなってきた……。……イイ?」


「ちょ……、んなカワイイ訊き方されても……マジ勘弁……っぁ……」




「イイ?」がカワイイと思う時点でウケ側も沸いとります。

二人の年齢設定その他についてはワタクシの中で
いくつか候補が上がりましたので
それも含めて全て読んだ方の妄想にお任せしようかと思います。(´∀`)



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 しばらくそのままじっと黙った後、ぽつりと智裕が呟いた。

「……ケガ人、出ちゃった……」

 皓市の肩越しに小さく息を吐く。

 ――ったく。怪我したやつ、殺してやりてぇくらいだな。智裕をこんなにさせやがって。
 智裕が落ち込んでいる。

 学園祭の準備中、ふざけていた生徒の一人が二階の窓から落ちた。幸いその生徒は足を骨折したのみで、命に別状はなかった。けれどもPTAから生徒会任せの学園祭を疑問視する声があがり、智裕はそれをとりなす為に奔走した。学校側、PTAを相手に大演説をぶちかまし、完璧なまでの後処理を行った。かえって生徒会長としての株が上がったくらいである。
「なあなあ、啓輔、『あぶりだし』って知ってる?」
「……聞いた事はあるけど?」
「昨日なあ、図書室で『子供百科事典』見てたらさあ、そんな遊びの事が書いてあってさあ、オモロそやな、と思て。今、おかんにレモン汁絞ってもうてるから、やろ?」

 お外大好きの良充が珍しく「今日は俺んち来いやあ」と、含ませ笑いで言うから、何をさせられるかと思ったら。「あぶりだし」とは。
※性描写アリです。18禁でお願いします。
社外恋愛のススメ~コイビトのキス~(9)(R18)からの要(受け)視点です。


「あ、……っく、あ、あっ、なお、と……」

 大きな質量で体内を擦られる痛み。体が仰け反る。爪を立て必死で直登にしがみつく。激しく揺すぶられるうち、身体の芯に官能の火が灯る。その火を追って、知らず直登の動きに応えるように腰を揺らし、抽挿を増幅させた。やがてその火が全身に広がった。

※性描写アリです。18禁でお願いします。
社外恋愛のススメ~コイビトのキス~(9)(R18)からの要(受け)視点です。

「んっ、ぁ、も……っと」

 出入りの度襞が伸縮し、全身が粟立つ。じりじりと、焦らされる。脚で直登の腰を引き寄せたいが、脚の自由が奪われているためそれも叶わない。自ら腰を高く突き上げて自分の中の直登を深くに捉えようと足掻く。

※性描写アリです。18禁でお願いします。
社外恋愛のススメ~コイビトのキス~(9)(R18)からの要(受け)視点です。

 直登の手によって、背後が少しずつ解され拡げられてゆく。体内に存在する直登の骨張った指。時折曲げられる指先が要の体内を抉り、要の前立腺を嬲る。その度に意図せずびく、と身体が跳ねる。

「ぁ、んっ……あっ……」

「ここは丸々挿入だから、ココからココまで外して考えたらたいして難解な文ではないでしょう?」

「あ~、ホントだ。……なんだろ、俺」

「飯田君、最近調子悪そうですね? こんな簡単な所でつまづくなんて」

「ん~、調子悪ぃってつもりはないんすけど……」

「……恋煩い、ですか?」

「はぁ? なんすかソレ?」

「見てればなんとなく、分かります」

「……見てれば?」

「……そうです。……相手は誰か、訊いても良いですか?」

「…………、……カテキョーの先生」

「そう……。……それで、脈は?」

「……ちょっと……子供扱いされてる、かな……」

「……それは辛いですね。……飯田君、経験はありますか?」

「はぁ? なんでんな事答えないとなんねんすか」

「……大人になりたくないですか?」

「……」

「……悪いようにはしませんよ」

「…………学校にバレねぇよにできんの、先生?」

「勿論。自分のクビが掛かってますからね。それにこの部屋は鍵もかかりますよ」

「…………先生の事は練習台としか思えねーよ?」

「十分です」

「……へぇ……」

「……カーテンを、閉めますね。鍵も、閉めましょう……」




当ブログの恥ずかしい担当、直チャマの「食ってきた据膳」ですw
エロ教師(受)にネチっこくエロいコトを教わってきたわけでございます。
社外恋愛のススメ~コイビトのキス~(10)より)

「社外恋愛のススメ」シリーズへ→

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 事を終えてから要の様子がおかしい。怒っているのか、悲しんでいるのか、終わってすぐシーツをがば、と被ってうつ伏せになったっきり顔を見せてくれない。直登はさっきからオロオロと要に話し掛けていた。

「せんせ、ねえ、どうしちゃったの? 酷くした?」
「……」
「ねえ~せんせ~、嫌だって言ってたのにヤっちゃったから、怒ってんの?」

※性描写アリです。18禁でお願いします。


 少し柔らかくなったところで、指をもう一本、ゆっくり差し込んだ。

「ああっ……、なお……と、もう、や……」

 要が手を泳がせる。その手は直登の中心へ行き着いた。要は直登をやんわりと握る。

※性描写アリです。18禁でお願いします。

 要の口内に指を差し込んだ。指先で舌を撫でると、要の舌がそれに応えて指先をいやらしく包む。

「ん……、ふ……」

 指先に要の唾液を絡ませると、夢中で指先を舐める要の口内から手を引いた。


※性描写アリです。18禁でお願いします。

 観念してからの要は快感に従順だった。直登が与える刺激一つ一つに反応を見せる。

 要の表情、息遣い、声。自分が触れた事でそれが変化していると思えば胸が熱くなる。その全てを自らの五感に焼き付けたい。

 直登は丁寧に、要を暴いていった。

※キス描写アリです。15禁でお願いします。

「直登……。そんな、もう……やめ……」

 何度も何度も口付けられ、目尻を赤くさせて要が俯いた。直登は要の両頬を挟み込み、親指で、要の唇をなぞる。

「せんせ、恋人のキスって、こんなんじゃないっしょ? 開いてよ。ここ」

 直登は要の上唇だけを吸い取るように口付ける。続けて下唇を。


「俺とするの、怖い?」
「少し……」

 要は下を向いて唇を噛む。
 直登は要を抱きしめ、はあ~っと大きな溜息をついて脱力する。

「そんな、先生。初めてじゃないんでしょ?」

 諦めたように直登は言った。

「初めてだよ」

 要が小さく答える。


「何? ちゃんと最後まで、言ってよ。先生」

「直登とは、その、きちんと、付き合っていきたいと思ってる……。俺、直登のこと……」

 長い沈黙。直登は黙って要の髪に付いた紙吹雪の名残を一つ一つ取り除きながら、後に続く言葉をじっと待った。室内灯の電気の通る音までが耳に届いてくる。

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