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24/7(twentyfour-seven)(2)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※性描写アリ。18禁でおながいします。



 優しくベッドが揺れる。ぼんやりとした意識の中、唇を塞がれてゆっくりと目を開けた。

「ん……享一……?」
「ただいま」

 恋人の冷えた身体が泰司の温もりを求めるように身を寄せてくる。

「おかえり……今帰ったとこ? 今……何時?」
「そ。今二時。お前何時から寝てんの?」

 背後から抱き締められ、まだ冷たいままの掌が泰司のシャツの中に滑り込んできた。


「八時頃、からかな……って冷てぇって……」
「じゃ徹夜明け、っつってももう大丈夫だよな?」

 享一の手が意図を持って泰司に触れる。胸元まで滑らされた指先が、突起を弾いて立ち上がらせ、固く尖ったそこを摘んだ。そこに触れられると、泰司の身体はいつも電気が流れたようにびくん、と跳ねる。

「っ……、けどお前が……。今日まだ火曜じゃん」
「もう水曜だよ。お前とヤんねぇで仕事行くよりヤって仕事行った方が全然元気に一日過ごせる」

 項に唇を宛てたまま享一が答える。そのままそこを吸われ、享一の舌が這うと、ざわざわと身体の芯が騒ぎだす。享一の片手に胸元を弄られながら、下着の中に忍び込んできたもう片方の手は泰司の猛りを握る。

「んっ……、ぁ……」

 享一の愛撫で、眠っていた身体はあっという間に火が灯る。身体の奥が疼いて享一を求め始める。快感に従順な泰司の身体を窘めるように、享一が泰司の肩口にそっと歯を立てた。

「お前……俺がヤろう、っつって拒んだ事ねぇよな」
「んっ……そ、だっけ……あっ」

 それは享一の誘うタイミングが良いからなんじゃないか、と思うが、背後に指を射し込まれ溶かされた身体からは、喘ぎ混じりの吐息しか零れない。

「お前のその拒む事を知んねぇ性格が、時々俺を心配にさせんだよ」
「っ、はっ……享、一……な、にを……っあ」

 急いた仕草で衣服を脱がされる。背後から両脇を掴むように抱えられると、一気に穿たれた。何度も享一を受け入れたそこが、その痛みよりもやがて与えられる快楽に備えて享一の形に中を変化させる。熱くしっとりと享一を包み込もうとする襞を振り切って、中の享一が去って行き、そして再び一気に押し入ってくる。

「あっ、享一っ、んっ……んっ」

 確かに今まで一度も享一を拒んだ事がないのかも知れない。本当はいつだって、享一に求められていたいし、泰司も享一を求めてもいる。たとえ乱暴にされても、それが快感に刷り変わる程に心ごと。

 ――どうしてそれが、心配に……?

 揺すぶられ、蕩ける身体。思考を灼かれ、快楽の淵に引き摺り落とされる。やがて、何も考えられなくなる。

「あっ、享一っ、イく、イかせ……っ」
「忘れんなよ泰司、俺はいつだって……お前の側にいる」

 握られていた根元が緩められ、吐精が許される。身体の内側からは享一に突き上げられ、せり上がる熱に全身が冒された。

「んっ、んんっ、あぁっ……!」

 狂おしい程の快感に身を浸し、泰司は享一の腕の中で、その全てを預けた。



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羞恥プレイ的過去作品享一×泰司シリーズあります。
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コメント
ベタぼれ
こういう猫ちゃんが居ると心配なものですよねw
宅急便のお兄ちゃんはやる気満々(?)って感じだしww
やっぱりリーマン大好きです♪
あ、自宅で仕事してる場合は何て言うんでしょうね?
とにかくお仕事してる男には心おきなく萌えられます~(←しつこい;;)
2008/03/31(月) 08:19 | URL | 蛍 #-[ 編集]
ぬこタンv
>蛍さん

勘が鋭いのかポケットの名刺に気づいたのか
享一がなんとなく予言めいた事を口走っておりますが
たいした波乱もなく…進むかもしれませんwwwwwwworz
私的萌えワード「リーマン」で行きたいのに
ウケがリーマンでないのでそう言えなすwwwwww
で社会人カプ、と村の紹介文では表記してますwwwww
私もやっぱり萌えの中心は社会人すwwwww
初めて書いた話はがっつり高校生だったのになぁ…(ヨボヨボ)
何の後ろめたさも持たなくてイイ(?)成人かつ社会人な二人には
いろいろヤらしい事をさせたいと…思います!
ついてけ私の文章力!。・゚・(ノД`)・゚・。
2008/04/01(火) 01:41 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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