2ntブログ

2008年08月

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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「俺、店長と……修至さんと、付き合ってんだよね」

 学の目が、見開いた。

「嘘、だろ……?」
「こんな事嘘言ってどうすんだよ」
「ハルカ」

 学が酷く傷付いた顔をしたような気がした。


「進路希望調査票」
「あー……」

 この日学校で配られた一枚の用紙。先日倉本から誘いがあったのは、進路希望を取り始めるこの時期に合わせての事だったのかもしれない。

「進もあーちゃんも工学部なんだけど俺……理系向いてねーよな気ぃすんだよなぁ」

 思案するようにぼんやり宙を見上げながら、白い棒はピコピコ上下する。

「ハルカ、……」
「……ん」

 抱き合って身体を添わせたまま、倉本が悠の髪を優しく撫でる。その甘い仕草に悠はゆっくりと、目を閉じる。

「俺、再来年にでも実家の……京都戻って自分の店出してぇと思ってんだけど……」
「今の店辞めて……?」
「ん、そう……ハルカ、高校卒業したら、俺と一緒に来ねぇ?」
「――なんでここ来んのに俺の事誘うんだろ」

 ソファの背に頭を預け、悠はぽつりと呟いた。

「ハルカの事が好きだからだよ」

 独り言に返事があった事に驚いて顔を上げると、そこにはマグカップを手にした歩が悠に笑みを向けて立っていた。

8月24日、スパコミイてきますた!!
ブログ村住人のたくさんの方々にお会いできてビクーリ&ド緊張してしまいまんたv
キョドり&妙なハイテンション大変失礼いたしますた(;´Д`)

お会いした方々

花斗さん・安積さん・梟目さん・烏龍さん・かなたさん
大御所さまイパーイでほんまなんかドキドキしてしまいまんた☆

そしてオンで仲良くしてくださってる
もとさん・urajiさん・みまさん・chissさん、

それから読者さまの
jさん・いのさん(の代理の方)

本を取り置きご希望頂きました方全員に無事お渡しする事ができまんた(*´∀`)

取りまとめベタなんで
詳しいレポについては
他ブログさまをご参照くだちぃv
  ・あつきさんがサイト内「MEMO」8/28記事でレポ書かれてますー

スパコミでお会いできなかった方で
本をご希望いただいた方!ありがとうございます(*´∀`)
よろしければ在庫分、進呈させていただきますv

←のメルフォ【ベラへメール】より
送付先の住所・お名前(コメ頂いている方であればよければHNも一緒に教えてくだちぃv)を
記載の上送信くだちぃv
なにかヒトコト添えていただけるとウレシスです(*´∀`)

メルフォの具合でうまくメールが送れない事が時々あるようです。
3日お待ちいただいて私より返信メールがなければ
恐れ入りますが再度送信お願いします。
 8/26追記
   どうやらやっぱりメルフォの調子がイマイチのようですorz
   直にメールいただくほうが確実っぽいです。
   こちらへメルお願いします↓
   so_hアットマァクexcite.co.jp

頂いた住所・お名前は本を送る目的以外に使用することはありません。

ベラに住所晒すのは心配じゃ、という方はダイジョブ(?)す(*´∀`)
少しお待ちいただければ
更新が難しい頃に本の内容をそっくりそのまま当ブログにてうぷる予定すwwwww
(夏の話なんで激しく季節はずれになってしまうと思いますが;;;)

まだ全部は製本できてないんすけど
あと20部くらいはお送りできるんじゃないかと思いますv
 全然余裕ありますので遠慮なくお申し付けください(*´∀`)

いやーーー楽しかったす!
私をスパコミに誘ってくださり、挿絵や漫画まで描いてくださった
あつきさんに最大の感謝を!!!

ありがとうございますた!!!


またいつかみなさんにお会いしたいです(*´∀`)





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「ハルカ、今日バイトねーだろ?」

 放課後。チャイムが鳴ると同時にやってきた学が、悠の机に乗り上げるようにして悠を覗き込んだ。近付く学の顔に頬が熱くなるのを感じながら、悠はそっと身体を引く。

「うん、ねーよ?」
「あーちゃんち、行こ」
「……うん、いーよ」

 小さい頃から何度も学の叔父の家に、悠も誘われて一緒に行った事がある。学があーちゃんと呼ぶ叔父の歩は、悠の記憶にある限りずっと、同じ男と一緒に住んでいる。改まって訊いてみた事はなかったが、二人は所謂そういう関係なんだろう。部屋に二人が揃うだけで、空気の流れが穏やかなものに変わる。



※15禁的に性描写アリですw よろすくおながいいたします。


「お疲れ様です」
「んーお疲れー。すぐ終わるから。ちょっと待ってな」
「なんで?」
「あ? ハルカ今日、俺んち来るだろ?」
「んー……うん。行く」

 倉本から指名のあった日は今まで必ずその後倉本の部屋に誘われていた。だから今日も誘われるだろうということは、本当は分かっていた。

 倉本の部屋へ行くかどうかを迷った訳ではない。迷ったふりを、倉本に見せるためのほんの一瞬の間だった。









 あれから七年。

 悠にとっては毎日のように失恋を重ねる七年だった。

「あー……あーちゃんとヤりてー」

 昼休み。紙パックのコーヒー牛乳のストローをその口に突っ込んだまま、あの頃の可愛さはカケラもなくなった学が机に肘を突いて、もう口癖のようになったその台詞を今日もぼんやり呟く。紙パックを持つ学の手は骨張って。美しい血管がその甲には浮き上る。疎らに生えた髭は無精を意図して少し伸ばされ、けれどもガラ悪く見えないのはその上に乗る品の良い顔立ちのおかげなんだろう。学の全ての所作が、美しくて切ない物として悠の目には映った。


「コーキさん、また浮気した?」

「あーなんの話?」

「ココ。キスマーク」

「こっ……これはそのー……虫だ、虫だろどう見ても。 かっゆ! 虫刺されかっゆ!」

「コーキさん、財布に入れてたゴムなくなってるよね。誰と使った?」

「……えーとそれはそのアレだ、水入れて遊んだ、つかさ」

「いんだよ浮気しても。俺んトコに戻ってきてくれれば」

「おっ、お前だって、浮気くらいすんだろ? 俺こんなんだしお前だって良い相手見つかったらすぐ俺に愛想尽かして出てくんだろーし」

「尽かさねぇし、俺は浮気はしねーよ」

「なんでんな事、言い切れんだよ……」

「コーキさんが好きだから」

「好きってお前他の男知んねぇで俺の事好きってなんで分かんだよ……っ、んんっ、……っ」

「直感かな」

「俺はっ……、たくさん知っててお前を選んだから間違いねぇけどっ。お前は、俺しか知んねんだろ? っ、間違いかも、知んねぇじゃん」

「俺の直感は間違いねぇよ」

「その自信は、ぁっ、……どこから来んだよ」

「それが証拠にコーキさんも、俺の事が好きだし」

「好きなんかじゃ……っ、ん」

「俺の事、好きでしょ?」

「……っ、……言わねーよ」

「でも俺の事選んだんじゃん」

「んな事、言ってねぇ、……っ」

「案外コーキさんもKOOLだったりするのかもね」

「は? 何の話、だよ」

「コーキさんの吸う煙草がKOOLになる日も近いかも、って話」

「あ? 俺は、生まれてこの方ずっと……、っ、マルボロオンリーなんだけど。これからも変える気ねーし、んっ、や、めろって……」

「それがKOOLなんだって」

「意味、分かんねっ、……っ」

「コーキさんも、そのうち分かるよ」

「別に分かりたくもねーよ、ん、っ」

「好きだよコーキさん」

「んっ、……お前なんか……っ」

「好き、でしょ?」

「……、んっ……言わねーよ……、ぁっ、ぁ……」




また長くなっちゃいますたすいません(;´Д`)

「Marlboro」=「Men Always Remember Love Because Of Romance Only」
         (男は本当の愛を見つけるためにいつも恋をする)
「KOOL」  =「Keep Only One Love」
         (ひとつの恋を貫き通せ)

こじつけっぽいけどこんな(;´Д`)ハァハァな名前の由来があるそうでwwwwwww

クール×マルボロ、最終的にはクール×クールでwwwwwww
このあとマルボロタンはたっぷりねっとり、それこそトラウマになってしまいそうなくらいの
浮気のオシオキをクールタンから施されることと思いますwwwwwwww




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「ただいまー」

「ああお帰り太一ー。ご飯はー?」

「んー食って帰ってきたー」

「あそー。木戸君から、なんや郵便来てたよー。玄関置いたるやろー?」

「ああうん分かったー」

     ***

「木戸から手紙? なんやろ(エイエイ)えーっと。CD……?」

ブーッ、ブーッ。ピ。

『おー太一ー? お疲れ』

「ああうん、木戸もお疲れ」

『もう家?』

「うん、今帰ってきたとこ。丁度良かった。木戸、なんやコレ? CD?」

『おー着いたか。それな、パソコンソフトやから。今夜のウチにインストールしといて』

「何のソフト?」

『まぁソレは……明日話すわ。とりあえずCD突っ込んだら勝手にインストール始まるから。あとは『はい』『はい』でやってけばええだけやから」

「えーうん分かった……」

『ほんで明日俺から荷物届くはずやから。夜俺が電話するまでその荷物開けんなよ。あとは明日電話で説明するわ』

「うん……分かった」



続きはWEBで!(嘘)





USB電源の遠隔操作可能な大人なおもちゃについては
前にハナさんと話した事があったんですがw
( ゚∀゚)o彡°ティンティン!部分は開発中につき
木戸本人のモノをこう……シリコンで型とって、みたいなw

ハナさんこんな感じでしょうか。



参考:ハナさんコメ
    ベラレス
    電波社長んトコで開発中だそうでw




あー久々にアホ杉で楽しかったす(*´∀`)


木戸×太一につきましてはコチラ↓
『これで、卒業。』
『トモダチ、卒業します。』(R18)
『にしがひがしに』(R18)



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 ――ピンポーン。

「誰かな」

 ――ガチャ。

「兄貴」

「歩。来てくれたんだ」

「うん。引越しおめでとう。……これ」

「ん? 何?」

「ワインと何か食べ物。今日の夜は食い物ないだろうからって。慎治さんが」

「そか……ありがとう。歩も食べてく?」

「ううん、慎治さん待ってるから」

「そっか。あ、穂積……」

「はい」

「弟の、歩」

「初めまして」

「来春からうち来るみたいだから」

「うち?」

「歩は土木専門なんだ」

「へえ……」

「俺、行くね」

「うん……巽さんにも、ありがとうって。言っといて」

「うん。……じゃあ」

(巽さん……慎治さん、っつってた? ゲイの弟。……まさか……)

「穂積、どうかした?」

「あ、いや、……なんでも」





←39(完)へ
←1から読む
弟の歩の話につきましてはこちら→歩×慎治(高校生×リーマン)→(大学生×リーマン)





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ホジュミン、ちょっと気付きはじめたの巻w
『ただ、それだけ。』長らくお付き合いありがとうございました(´Д⊂ヽ
明日から野田家崩壊第二段、息子の学のストーリー開始しますw
よろしければそちらもお付き合いいただけるとウレシスです(*´∀`)





「野田さんの荷物、これで全部ですか?」
「ん、そう」
「じゃあこれで、全部ですね」

 埃を払うように手を叩いて、穂積は部屋を見渡した。

 数点の大きな家具と電化製品、あとは少しの段ボール箱。男二人で始める生活に必要な荷物はそう多くはなかった。



「じゃあな」
「……うん」
「また金曜のうちにそっち行くから」
「……うん」

『21時20分発のぞみ161号新大阪行きまもなく発車します』

 非情なアナウンスがホームに響く。

「太一」

 ぐい、と手を引かれると同時に、木戸の顔が近付いた。唇が、触れ合う。


「太一、太一……ダイジョブ?」

 背後から木戸に抱き締められ、項に何度も落とされるキスでゆっくりと覚醒した。瞬きですら怠い。自力で動く体力はどこからも絞り出す事はできなかった。

「太一、凄かったなお前……出さんとイったお前、めっちゃ可愛かった……」

 木戸が冷めない興奮の余韻に浸った声で太一を抱き締める。

 ふと、胸が一杯になった。込み上げてくる感情の波に身体を任せていたら、鼻の奥が痛くなって、それから目が熱くなった。

うちからリンクも貼らせていただいてます
落下の紫江さんからバトンもらいますたーv
いつもありがとうございます(*´∀`)

では早速まいりマッソー

折りたたみますw



「今度売り場のヤツらでうちのビアガーデンで飲もうって話になってんだけど」

「ふーん?」

「菅沼たちに余興に女装しろ、って言われてんだよな俺……」

「…………」

「歩?」

「なんで慎治さんの女装なんか見てぇのかな」

「さーな。笑いてぇんじゃねぇ?」

「俺はそれより慎治さんのフンドシ姿とかが見たいな。海パン姿とか、あ、あと学生服とかもいいね。パイロットとか、制服も」

「…………お前……」

「? なに?」

「いやなんでもねぇwwww(ホンモノめwwwwww)」


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で、結局慎治は女装を断ったそうですw

慎の女装、考えたらこんなん出ましたw
uさんごめんちぃ(;´Д`)




あゆしんまとめページ作りまんた。
歩×慎治(高校生×リーマン)→(大学生×リーマン)





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参考 : 魔法のキス、ピンチ救う。


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「ピンチ来ぇへんからお前にキスでけへんなー。今日もヨユーで勝ってしもたやんけ。なんか複雑俺」

「もう人前でキスされんのはゴメンやからコッチも必死なんや、アホ」

「何言うてんねん俺のリードの賜物やろがー。俺の愛あってこその勝利やで」

「あーはいはい」

「そや、優勝したらヤらせるって、約束な。俺様の素晴らしいリードのゴホウビに」

「はぁ? おまっ何言って……んんっ!」

「人前でキスされんのと、どっちが良い?」

「……するで、優勝」

「おう。もー俺超張り切りまくり




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こんなカンジでちべんは優勝してしまえばイイと思いますw
試合とか全然見てないのに結果だけで妄想しちゃってすいませんw
ひょっとして魔法発動してたりしてw ちべんのお二人ごめんちぃvエヘv(←)






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ただ、それだけ。(21) の穂積視点です。
よろしければ↑と一緒にドゾー。


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※18禁描写です。よろしくおながいいたします。


2008年8月24日(日)
SUPER COMIC CITY 関西14に出向きますっ!
【とりかき。】さんのスペースに一緒に座らせてもらいますv
場所は【テ60b】(5号館)です。

当日歩×慎治の番外編のコピ本を持参いたしますっ
無料進呈いたしますので
スパコミに出向く予定の方、ぜひお越しくだちぃ(*´∀`)
一応15時ギリまで座ってるつもりなので
遅くなってももらいにイったるわ、という方いらっさいましたら
匿名でも結構ですので
コメ欄・拍手コメ欄orメルフォからその旨教えていただけるとウレシスですv
(メルフォ動作が怪しいときがあるようです。返信なければ再度送信おながいします)
その分は必ずお渡しできるよう部数確保・お取り置きさせていただきますv

コピ本の内容は

・あゆしん花火を見に行くーのまっき
・しんでぃ高校生ん時は喫煙者ですたーのまっき

の二本と

とりかき。のあつきさんが!
あゆしんで挿絵プラスあゆしん漫画を描いてくださるそうなので!

・あゆしん漫画で動くー!のまっき

以上三本収録予定ですうわーうわーうわー


スパコミへ行かれる予定の方で当ブログをご覧いただいてる方!(いらっさるかな;)
お目当てのサークルさんでお買い物がお済みになったら
ぜひお越しくだちぃv
合言葉(?)は「ベラさんですか?」でwwwwwwwww
妙なテンションで「はぁいーv」と答えたら正解ですwwwwwwwww
なななななんか緊張してきた;;;
お会いできる方がありますように……ああああああああ
お待ちしてます!



ただ、それだけ。(20) の穂積視点です。
よろしければ↑と一緒にドゾー。


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※18禁描写です。よろしくおながいいたします。


ただ、それだけ。(19) の穂積視点です。
よろしければ↑と一緒にドゾー。


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「じゃ、……、……」

 野田の部屋の前。野田が今夜も穂積からの言葉を待つように、一言発したきりその動きを止めた。物欲しそうな瞳。この後の情事を期待して上気する頬。

 四度の行為で充分過ぎる程知った。野田の身体は、いやらしい。きっと、自分相手じゃなくても野田はこうなっただろうと、穂積に思わせる程に。

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