※キス描写アリです。15禁でお願いします。
「直登……。そんな、もう……やめ……」
何度も何度も口付けられ、目尻を赤くさせて要が俯いた。直登は要の両頬を挟み込み、親指で、要の唇をなぞる。
「せんせ、恋人のキスって、こんなんじゃないっしょ? 開いてよ。ここ」
直登は要の上唇だけを吸い取るように口付ける。続けて下唇を。
「直登……。そんな、もう……やめ……」
何度も何度も口付けられ、目尻を赤くさせて要が俯いた。直登は要の両頬を挟み込み、親指で、要の唇をなぞる。
「せんせ、恋人のキスって、こんなんじゃないっしょ? 開いてよ。ここ」
直登は要の上唇だけを吸い取るように口付ける。続けて下唇を。
「んっ……なお……」
愛しい人が自分の名を呼ぶのを最後まで待たずに、開かれたその唇の間に舌を滑り込ませた。要の唾液を吸い取るように舌を絡ませると、要は甘い声を漏らした。
「ぁ…………、ん……」
強張っていた要の身体が少しずつ弛緩してゆくのが分かる。目は潤み、甘さをもってとろりと虚ろになってきている。直登は要の上顎を優しく舌で撫でた。
「んっ……はぁ……」
吐息と共につう……、と透明な唾液が口の端から伝い落ちた。直登が要の顎に唇を寄せてそれを吸い取る。
「な……おと……、こんな……キス……」
要の呼吸が少しずつ荒くなり始めた。
「こんなキス、……気持ちいい?」
シャツのボタンに手を掛けながら首筋にキスして直登が問う。
「……ぅん……」
びく、と背を震わせながら、要は観念したかのように頷いて直登の背中に腕を回した。
髪に残っていた最後の紙吹雪がはらりと落ちた。
7へ→
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愛しい人が自分の名を呼ぶのを最後まで待たずに、開かれたその唇の間に舌を滑り込ませた。要の唾液を吸い取るように舌を絡ませると、要は甘い声を漏らした。
「ぁ…………、ん……」
強張っていた要の身体が少しずつ弛緩してゆくのが分かる。目は潤み、甘さをもってとろりと虚ろになってきている。直登は要の上顎を優しく舌で撫でた。
「んっ……はぁ……」
吐息と共につう……、と透明な唾液が口の端から伝い落ちた。直登が要の顎に唇を寄せてそれを吸い取る。
「な……おと……、こんな……キス……」
要の呼吸が少しずつ荒くなり始めた。
「こんなキス、……気持ちいい?」
シャツのボタンに手を掛けながら首筋にキスして直登が問う。
「……ぅん……」
びく、と背を震わせながら、要は観念したかのように頷いて直登の背中に腕を回した。
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