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福音、ふたりが幸せであるために(24)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※まったり18禁エリアまだ続きます。






「んっ、っ」

 慎治は震えながら、声を堪える。

 その小さな振動が歩に伝わると、歩の欲望がまた、じくりと煽られる。この宿に来て二度放った雄が、既に熱と硬さを持って慎治を求めていた。

 最後にしたのは一週間と少し前。慎治の休日の朝だった。

 今まで何度となくここに歩自身を埋め込んできたが、慎治のそこはいつでも固く張りがあり、衰えや緩みは感じられない。

 今日も固く閉ざしたそこを、唾液を乗せた舌でじっくりと濡らし、尖らせた舌先を窪みの中に挿し入れた。するときゅ、と収縮する窄みに舌先が締め付けられる。

「んっ、歩……」
「ん……じっとしててね」
「っ、……」

 無意識なのだろうが、快感から逃げるように慎治が腰を震わせる。その腰を掴み直して、舌先をさらに深く挿し込んだ。

 舌先を締め付ける襞を伸ばすように、舌先を上下左右に揺する。そうしてできた僅かな隙間に、唾液を送り込んだ。

「歩、お前……、っ」

 舌先を小さく動かすだけで、慎治はひくひくと痙攣のように身体を震わせる。それでも歩の唾液と舌先で少しずつ綻びを見せ始める慎治の後孔が、歩の欲望を誘う。

「慎治さんのここ、やらしいね……今日は特に」

 腰から手のひらを滑らせ、両の尻を鷲掴む。ひくりと震える後孔を拡げるように左右の尻を拡げた。

「んっ、っ……」

 慎治が堪えるのは、羞恥か快感か。

 いずれにしてもそれは歩をただ煽るだけで、己の頬まで熱に上気し始めているのを感じる。

 そしてそこに、親指をそっと、忍ばせた。



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歩×慎治

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ムッツリエロ魔人続行中w



コメント
秘密拍手コメレスでし(*´∀`) まりがとんございます(*´∀`)
>秘密拍手コメiさん(*´∀`)

あいーこう、オシリがあったら→( * )
これを両手で掴んで、左右に広げて、
そしたら一番 * に近い場所にある指はやっぱ
親指様なんすよねw
そのカンジがなんかすごいスキで(私がw)
前もどっかのカプで親指挿入、使ってたりするすw
んで結局慎より歩(と私w)が我慢できなくなって
今夜あっと言う間の挿入と相成りまんたorz

もうすぐこの話も終わるかと思います(;´Д`)
次の話もっどどどどどぞお付き合いいただけますよう
よろすくおながいいたしますですーっああああああ
コメあざした!


2009/09/20(日) 20:34 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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