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誰もがきっと、誰かの。(118)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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 貴史の手が、生の肌を撫でてするりと滑り下りてくる。その手は先刻までに貴史によって弄られひりつく程に熟れた胸の突起を掠め、へその窪みを撫で、そして生の脚の付け根にまで到達した。

「ぁ、ん……」

 耳元は、貴史の鼻先と唇によって優しく愛撫され、吸われ、その中から覗く舌に舐められ、また吸われ、穏やかながら確実に、また高みへと導かれている。

 貴史の下で小さく喘ぐ生ができることと言えばただ、生を丁寧に抱く貴史の背を、そっと撫でることくらいだった。

 手のひらを置いた貴史の肌は薄く汗を纏い、しっとりと生の手のひらに吸い付いてくる。薄く張った皮膚の下にはしなやかな筋肉を感じる。手のひらで感じる貴史の、雄の肉体特有のしなやかさとその奥に潜んだ強靱さに、生は堪らなく昂揚した。

 耳朶に淡く歯を立てられるたび、手のひらが生の敏感な部分を掠めるたび、生の身体は中心から端々に波打つようにびくりと強張り、貴史の滑らかな肌に指先を食い込ませる。

 先刻精を放ったばかりの生の雄は、すでに再び血を集め、貪欲に更なる行為を求めて勃ち上がっていた。

 生のその雄芯には触れずに、そこを通り過ぎて貴史の手はその奥へと伸ばされた。促されるまでもなく、生は自らそこに貴史の指を迎え入れようと脚を開いた。

 けれども伸ばされた指先は、それを求めてひくひくと収縮を繰り返す後孔には直には触れず、そのすぐ上から嚢の付け根までを焦らすように何度も行き来した。

「ぁっ、ゃ……貴史、……っ」

 操られている、と言うのはこういうことを言うのだろうか、と思う程に、貴史の指先の動きのままに身体がしなる。生のそこが触れて欲しいと、貴史の指を自ら導くように、腰を揺らして貴史の指を追った。



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コメント
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2010/01/26(火) 00:57 | | #[ 編集]
結局またーり続行っぽくorz
>秘密コメ↑Kさん(*´∀`)

早速お名前教えてくださりまりがとんございますた(*´∀`)
無記名の方って名前を言いたくないかたもいらさるかとは思いますが
名前入れ忘れ、ってこともあるんすね!
昨日は思い切ってお名前教えて欲しいと言ってみたんすけど
言ってヨカタです~(*´∀`)
スパートと言っておきながらやっぱりwあんまスパートってカンジもなく
またーり指挿入までイきますたw
やっぱできることをできるようにしかできない
ムリのできないカラダでして\(^o^)/オワタ
まりがとんございますペース崩さずまたーりやらせていただきます(*´∀`)
コメまりがとんございますた!

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>秘密拍手コメYさん(*´∀`)

エロさとテクニック、あるっぽくお伝えできてますですか
ほんとすいませんまりがとんございます(´Д⊂ヽ
今までの経験はこの時のために、って言い切ってるくらいですからw
もう総動員間違いなすですw
とにかく生にイイ思いをwそれだけを考えてるっぽいすw

人生に無駄なこと…ない…と思いたいすあああああorz
とにかく健康に支障が出ないように
アソビもシゴトもがんがりたいと思います!(私の話ですいませんorz
2010/01/26(火) 23:45 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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