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じゃじゃ馬ならし(2)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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 大敬の所属する営業一課は大口企業を主な顧客としている。その中で大敬は、最近関東に急展開を広げるスポーツ量販店一社を担当していた。

 この七月から入社六年目にして、一人でその企業を担当することとなり、それからまだ一ヶ月が過ぎたばかりだった。

 籍は大阪本社に置いてはいるが、顧客の関係上関東にも足繁く通う必要があり、大敬のデスクも大阪本社と、今まで在籍していたここ、関東支社の両方に用意されている。

 出張という形で週の後半は関東支社に来ることがほとんどで、移動の多い不安定な生活にもようやく慣れたところだった。

 今夜特に誰かとの約束があったわけではないが、遅くなって新幹線の終電を逃すと大阪にある実家に戻ることができなくなる。

 会社からは金曜夜の宿泊費用は出ない。

 さらに大敬は実のところさほど酒には強くない自覚がある。

 となるとやはり酒にもめっぽう強い山中からの、今夜の誘いは大敬にとって迷惑でしかなかった。



    *


 山中に連れてこられたのはオフィスビルの地下にある蕎麦屋だった。

 昼間は看板通り蕎麦を供している店なのだろうが、夜は酒や一品なども出しているらしく、少し落ち着いた居酒屋のような雰囲気で仕事帰りのサラリーマンたちで店内は賑わっていた。

 二人がけのテーブルに対面で座り、頼んだ瓶ビールとグラスが運ばれてくると、反射的に瓶を手に取り山中のグラスにそれを傾ける。山中も当然といった慣れた様子で悠然とグラスを手に取り、瓶の口元でグラスを僅かに傾けた。

 山中のグラスが満たされると、今度は山中が瓶を手に、大敬のグラスにビールを注ぐ。大敬は長年培われた体育会系精神で、いかにも畏まったそぶりでそれを受けた。


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参考:貴史×生


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久々の更新に反応いぱいあざす!(´Д⊂ヽ
眠気に勝てずレスちょとお待ちくだたいアセアセ
昨日の悪文、がんがて早いうち書き直しますorz
て今日もすねorz


コメント
秘密拍手コメレスでし(*´∀`)
>秘密拍手コメiさん(*´∀`)

あいー(*´∀`)
田辺、リバというより
山中相手が初ウケになて
そこでウケ開花(となりますかどうかw)する予定すw

ギャハ☆
お泊り愛フラグ、ガッツリ感じていただきまりまとんございます!
その通りでごじゃいやすwwww
このまま酒でなだれ込んで
俺様攻めにヤられればイイと思いまつ(*´∀`)

引き続きのお付き合いよろすくおながいしやす!!
2010/04/30(金) 01:33 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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