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好きすきスキと言わせたい(5)(R15)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※前戯入ります。15禁でおねがいします。

 ――うわーどどどどどうしよ「いいよ」っつってくれたこのままココで? 服汚れるよなベッド行った方がいいよな? どうやって移動しよ……移動してるうちに冷めらんねぇかな俺榛名さんに挿れてぇんだけど分かってくれてんのかな……。

 背に榛名の腕を感じて鼓動が飛び跳ねる。まだ何もしていないのにもう呼吸が荒くなりそうだ。落ち着こうと深く息を吐くと、喉が引っ掛かってゴクリ、と生唾を飲み込んだ。その音がもの凄く大きく響いた気がして、恥ずかしさにまた少し慌てる。

「榛名さん、ベッド……」
「ん、行こっか」

 腕の中の榛名が身じろぎする。気がついて腕を緩めると、身体を離した榛名と目が合った。グレーの瞳が怜史を捕える。吸い込まれるように榛名に顔を近付ける怜史の唇を榛名が笑ってそっと押さえ、こっち、とベッドの方へと怜史を誘った。

 ベッド際で再び目が合うと、今度は榛名から怜史に腕を絡めてキスをせがんできた。榛名の薄い唇は滑らかで、少しの弾力と口紅の味のしない唇そのものの湿り気に怜史は酷く興奮し、何度もそれを口に含めて丹念に味わった。

 足りなくなった空気を補給するように唇を離すと、離れた唇を惜しむように額を合わせ、鼻先同士を触れ合わせて吐息を絡ませる。そして再び角度を変えて唇を重ね、唾液を交ぜ合わせた。

「……、ん……」

 キスの合間に榛名から鼻にかかった声が漏れる。榛名の様子が気になって目を開けると、キスを味わう榛名の虚ろな瞳が見えた。親指の腹で瞼をそっと撫でると、榛名は素直に瞼を閉じた。

 キスを貪りながら、どちらからともなくベッドへ体重を移動させた。榛名の背をベッドに落とし、いつもの手順でシャツのボタンを外しにかかる。いつもとは逆のボタンは存外手間取り、相手が同性だという事をこんな所で思いがけなく思い知る。

 シャツの前を肌蹴ると、薄くついた無駄のない筋肉を滑らかな皮膚で包んだ平たい胸が露になった。そのどこか清潔さを感じさせるような美しさに思わず息を飲む。榛名が熱に潤んだ瞳で怜史を見上げながら、自らベルトに手をかけ緩めた。

「榛名さん、スッゲーエロい……」

 榛名の卑猥にも思える仕種にこれまでに味わった事のない欲情に駆られ、そのあとは怜史が急いた仕種で一気に全てを取り去った。次いで己の服を脱ぎ捨て、全体重をかけないよう身体の半分をベッドに置く形で榛名に覆い被さる。


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コメント
「前戯入ります」
その宣言にヤられましたんもぅ

イロイロと頭を廻る年下萌え
拒むことを知らない誘い萌え
それに欲情するワンコ萌え
自らベルトを緩める淫乱萌え
このままじゃ萌え死にますわたしンハー

←ベラサン、大丈夫すか(´д`;)
お忙しそうですがムリは禁物ですよ!
何も出来ませんがベラサンが限界越えしないよう
雪国より祈っております。。。
2007/12/15(土) 15:21 | URL | ハナ #ZJmJft5I[ 編集]
んを!
即レスできますた!
どうもウチのウケたちはすぐに足を開く…wwwww
こう…頑なに拒むコは描けないのかぇwwwww
やっぱり自分の萌えは隠し切れないのでしょうか…wwww
ハナさんの萌えにも引っかかったならもう凄いシャーワセすv

夕べから病人の付き添い夜間救急連れてったり
こんなときに限って親戚がヤバかったり
やっとこさぽっかり空いたこの瞬間
つべでゲイキス見まくってヨダレしてまんたwwwww寝れ俺wwwww
追い詰められるとハイになって笑っちゃうMっぷりなのでダイジョブです!
いつもありがとうハナさん!
2007/12/15(土) 15:34 | URL | ベラ #-[ 編集]
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