※性描写です。18禁でお願いします。
「あっ、ぁ……っ、……」
榛名が握るシーツの皺が深くなる。奥まで穿ったもののさすがに動き辛くて、動かずに馴染むのを待った。その間も榛名の内部がひくひくと震え、怜史の形に添わせて体内を変化させて怜史を押し包む。
「あっ、ぁ……っ、……」
榛名が握るシーツの皺が深くなる。奥まで穿ったもののさすがに動き辛くて、動かずに馴染むのを待った。その間も榛名の内部がひくひくと震え、怜史の形に添わせて体内を変化させて怜史を押し包む。
「ぁ……、っん……」
触れてもいない榛名の雄から透明な蜜が溢れ、シーツに落ちて染みを作った。先端からそっと掬い取って、口に含めてみる。口内に広がる、榛名の味。身体に染み渡り、怜史を犯す。
榛名と己との境目が判らなくなる。どこからが自分なのか、確かめようと己を引き抜いた。それを引き止めるように榛名が怜史を締め上げる。
「榛名さん……キツ……」
引き抜いた己を再び押し込む。
「あっ……は……、……っ」
榛名がびく、と震えて背を反らす。無意識に逃げようとする腰を掴み直し、抽挿を始めた。
「んっ、ぁ、っ、……っ」
怜史の腰の動きに身体を任せ、揺すられる度堪え切れずに声を漏らす。腕を張って上体を起こそうとしては、力なく崩れてシーツに身体を落とした。
――榛名さん、俺で感じてくれてる? 榛名さんの中に居るのは俺だって、分かってる?
顔の見えない相手にふと浮かび上がった疑念。身体の脇を掴んで肋骨の窪み一つ一つに指を差し込みながら撫で下ろすと、榛名はあぁ、と吐息混じりに声を零して身体をしならせた。
「……榛名さん、俺を見て」
榛名の腕を掴んで身体を捩じる。次いで片足を掴み、挿いったまま榛名を俯せから上へ向かせた。
「んっ、ぁっ、……っ」
少々の無理を承知で榛名の身体を折り曲げるように腰を高く持ち上げた。上から大きく穿つと、榛名は苦しそうに眉を寄せたが、足は自ら怜史の腰に絡ませてきた。
「榛名さん、目、明けて」
言われて榛名が薄く目を開ける。涼しげな目元を官能の熱に染めて、グレーの瞳が現れる。人工の瞳の色と知りつつも、この瞳には抗えない。けれどもそれはきっと、瞳の色の問題ではない。
「榛名さん、俺……誰か分かる?」
縋るような気持ちで問い掛ける。
「れ……じ、怜、史……怜史……っ」
薄く開いた目で怜史を見上げ、掠れた声で何度も怜史の名を呼ぶ。
有り得ないくらいに扇情的な声。その声が、確かに己の名を紡ぐ。
心臓と一緒に榛名の中の欲望がどくん、と脈打つ。
「榛名さん、俺……榛名さんの事……スゲー好き」
あれだけ猛攻をかけていたにもかかわらずまだ言っていなかった言葉。空気に乗せると、言葉で伝える事ができた歓びに全身が震えた。
→8へ
1から読む→
色んなトコロを押してくださった皆様まことに
あ(・∀・)り(・∀・)が(・∀・)と(・∀・)う!ゴザイマス!
引き続きガンバれるよによろしければ↓などで禿増しプリィズv
触れてもいない榛名の雄から透明な蜜が溢れ、シーツに落ちて染みを作った。先端からそっと掬い取って、口に含めてみる。口内に広がる、榛名の味。身体に染み渡り、怜史を犯す。
榛名と己との境目が判らなくなる。どこからが自分なのか、確かめようと己を引き抜いた。それを引き止めるように榛名が怜史を締め上げる。
「榛名さん……キツ……」
引き抜いた己を再び押し込む。
「あっ……は……、……っ」
榛名がびく、と震えて背を反らす。無意識に逃げようとする腰を掴み直し、抽挿を始めた。
「んっ、ぁ、っ、……っ」
怜史の腰の動きに身体を任せ、揺すられる度堪え切れずに声を漏らす。腕を張って上体を起こそうとしては、力なく崩れてシーツに身体を落とした。
――榛名さん、俺で感じてくれてる? 榛名さんの中に居るのは俺だって、分かってる?
顔の見えない相手にふと浮かび上がった疑念。身体の脇を掴んで肋骨の窪み一つ一つに指を差し込みながら撫で下ろすと、榛名はあぁ、と吐息混じりに声を零して身体をしならせた。
「……榛名さん、俺を見て」
榛名の腕を掴んで身体を捩じる。次いで片足を掴み、挿いったまま榛名を俯せから上へ向かせた。
「んっ、ぁっ、……っ」
少々の無理を承知で榛名の身体を折り曲げるように腰を高く持ち上げた。上から大きく穿つと、榛名は苦しそうに眉を寄せたが、足は自ら怜史の腰に絡ませてきた。
「榛名さん、目、明けて」
言われて榛名が薄く目を開ける。涼しげな目元を官能の熱に染めて、グレーの瞳が現れる。人工の瞳の色と知りつつも、この瞳には抗えない。けれどもそれはきっと、瞳の色の問題ではない。
「榛名さん、俺……誰か分かる?」
縋るような気持ちで問い掛ける。
「れ……じ、怜、史……怜史……っ」
薄く開いた目で怜史を見上げ、掠れた声で何度も怜史の名を呼ぶ。
有り得ないくらいに扇情的な声。その声が、確かに己の名を紡ぐ。
心臓と一緒に榛名の中の欲望がどくん、と脈打つ。
「榛名さん、俺……榛名さんの事……スゲー好き」
あれだけ猛攻をかけていたにもかかわらずまだ言っていなかった言葉。空気に乗せると、言葉で伝える事ができた歓びに全身が震えた。
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