※18禁エリアです。
「和大……」
触って欲しいと、言葉にする代わりに和大の手を取って背後に導いた。和大の指先が、背後にそっと触れる。
「ナツメさん、ほんとに、大丈夫……?」
背後の窄みにごく浅く指を挿し入れて、和大が心配そうに問いかける。ナツメは頷いた。
「んっ……、お前がヤじゃなければ……」
挿れて欲しい……、と小さく懇願した。
「辛かったら、言ってねナツメさん……」
和大はナツメの体内に怪我がないのか様子を窺うように、挿し入れた指をぐるりと回した。痛みより快感に目元を潤ませるナツメの様子を目にして、和大はほっと安堵に表情を緩めた。
ナツメの目元に和大からキスが落ちてくると同時に、体内から静かに指が去って行った。足が抱え上げられる。背後に和大の切っ先を感じると、挿入を待ち望むナツメの全身が期待に震えた。
「んっ、……」
ゆっくりと、和大が入ってくる。ひと思いに貫かれたいとナツメが焦れるのを知っているかのように、宥めるような柔らかい視線がナツメに向けられる。根元まで収まると、ナツメは堪らず自ら腰を浮かせた。
「は、やく……動け、よ……っ」
「ん……」
中で締め付けるナツメをそっと振り切って、和大が腰を引く。そして再び押し入ってくるその瞬間、和大の先端がナツメの敏感な場所を掠めた。
「ぁっ、……んっ」
身体を突き抜けるように走る快感。過ぎるその愉悦に、涙が零れた。ゆっくりと始めた抽送に、続けて二度、三度とそこを抉られる。ナツメの全てを知るようなその動きに、少しずつ、間違いなく、絶頂へと追い詰められる。
和大と身体を繋いだのは両手の指に満たない回数でしかない。その一回一回を、和大はどれほど大切にしてきたんだろう。
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今回もブッタ斬り申し訳ないす(;´Д`)
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「ナツメさん、ほんとに、大丈夫……?」
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「んっ……、お前がヤじゃなければ……」
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「辛かったら、言ってねナツメさん……」
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ナツメの目元に和大からキスが落ちてくると同時に、体内から静かに指が去って行った。足が抱え上げられる。背後に和大の切っ先を感じると、挿入を待ち望むナツメの全身が期待に震えた。
「んっ、……」
ゆっくりと、和大が入ってくる。ひと思いに貫かれたいとナツメが焦れるのを知っているかのように、宥めるような柔らかい視線がナツメに向けられる。根元まで収まると、ナツメは堪らず自ら腰を浮かせた。
「は、やく……動け、よ……っ」
「ん……」
中で締め付けるナツメをそっと振り切って、和大が腰を引く。そして再び押し入ってくるその瞬間、和大の先端がナツメの敏感な場所を掠めた。
「ぁっ、……んっ」
身体を突き抜けるように走る快感。過ぎるその愉悦に、涙が零れた。ゆっくりと始めた抽送に、続けて二度、三度とそこを抉られる。ナツメの全てを知るようなその動きに、少しずつ、間違いなく、絶頂へと追い詰められる。
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