※18禁でおながいしますです。
『誰かの悦いとこが、ナツメさんの悦いとことは限んねぇじゃん』
和大が言った言葉を思い出す。和大は本当に、身体を繋ぐ度注意深く着実に、どうすればナツメが焦れるのか、どうすればナツメが悦ぶのか、ナツメの身体を、ナツメ自身を、一つ一つ知る度にその身に覚え込ませていたんだと実感する。
「っ、ナツメさん、平気……?」
身体を折って和大がナツメを抱き締める。与えられるのは快感ばかりなのに、それでももっと、と求めるようにナツメは和大の腰に両足を絡めた。
「っ、イイっ、すご、気持ちイイ……ぁっ、っ」
「俺も、スゲェ気持ちイイ……ナツメさん、好き……スゲー好き」
「んっ、っれも……俺も、和大……あぁっ」
――好き、と言葉にした。
和大の腕の力が強くなる。その腕の強さが、和大の想いなんだと感じる。求められている。愛されている。その歓びが溢れだす。
「あっ、和大、も……っく、イく……」
摩擦が生み出す熱。快感となって全身を熱く満たす。溺れそうなくらいに満たされて、息もできない。
心ごと、上り詰める。和大以外の誰からも、これほどまでの快感は得られない。
なかった事にはできない過去も、嫌悪する自分も。全てを愛され赦される事で、今もう一度、この世に生を受けたような気がする。変われる。和大となら。嫌いだった自分を、信じることができなかった自分自身を、自らを愛せるかもしれない――。
「ナツメさん……、……っ、んっ」
「ぁ、っ、あっ……んンっ」
全身をしならせて、精を吐いた。少し遅れて中で和大がはぜたのを感じる。吐精に切なく歪む和大の表情。自分で相手が悦くなるその様子を愛しいと感じたのは初めてだった。
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は……ハズカシス(;´Д`)
和大が言った言葉を思い出す。和大は本当に、身体を繋ぐ度注意深く着実に、どうすればナツメが焦れるのか、どうすればナツメが悦ぶのか、ナツメの身体を、ナツメ自身を、一つ一つ知る度にその身に覚え込ませていたんだと実感する。
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身体を折って和大がナツメを抱き締める。与えられるのは快感ばかりなのに、それでももっと、と求めるようにナツメは和大の腰に両足を絡めた。
「っ、イイっ、すご、気持ちイイ……ぁっ、っ」
「俺も、スゲェ気持ちイイ……ナツメさん、好き……スゲー好き」
「んっ、っれも……俺も、和大……あぁっ」
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「あっ、和大、も……っく、イく……」
摩擦が生み出す熱。快感となって全身を熱く満たす。溺れそうなくらいに満たされて、息もできない。
心ごと、上り詰める。和大以外の誰からも、これほどまでの快感は得られない。
なかった事にはできない過去も、嫌悪する自分も。全てを愛され赦される事で、今もう一度、この世に生を受けたような気がする。変われる。和大となら。嫌いだった自分を、信じることができなかった自分自身を、自らを愛せるかもしれない――。
「ナツメさん……、……っ、んっ」
「ぁ、っ、あっ……んンっ」
全身をしならせて、精を吐いた。少し遅れて中で和大がはぜたのを感じる。吐精に切なく歪む和大の表情。自分で相手が悦くなるその様子を愛しいと感じたのは初めてだった。
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