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誰もがきっと、誰かの。(106)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※そろそろ18禁でおながいします。





 肌を介し、混じり合い溶け合う二人の熱。

 その熱さに心ごと昂揚し、鼓動が早まる。

 背後から回されていた貴史の手が生のベルトに掛けられ、かちゃ、と小さな音を立ててバックルを外す。

 その手が生の昂ぶりを確かめるように、スラックスの上から生の中心を揉むように撫でた。

「んっ、っ、……」

 ひっそりと血を集めていたそこは、スラックスの中で既に固く勃起し、貴史の手のひらにその張り詰めた雄の感触を返す。貴史にそのことを知られた羞恥に生はびくりと身体を固くした。

「良かった……生、勃ってる」
「ぁ……、っ、ん」

 生の強張った身体を宥めるように、耳の後ろ辺りに柔らかいキスが落とされる。貴史は生の羞恥をも感じ取っているのか、俺もほら、と生の尾てい骨に貴史の猛った雄が押し付けられた。

 後ろから、貴史の腿に脚を割られ、脚の間を擦り上げられる。前からは、スラックスの前を寛げられ、下着の上から形を成した生の熱がやんわりと握り込まれた。

「ぁ、っ、ん……」

 貴史の手が、ゆっくり上下すると、与えられる快感にがくがくと身体が震える。立っているのがやっとで、生を支える貴史の腕に縋りついた。

「生の前のオトコ、スゲェバカだよな」

 手は、生の猛りと嚢を、腿は、スラックスの上からまだ閉ざした背後の窄みを。前からも後ろからも生を煽りながら、貴史がおもむろに話し始めた。

「んっ、な、にが……」

 もう既に熱で膜が掛かり始めた思考では、まともに会話ができそうにない。生は必死に声を返した。

「昼間は清廉な生がこんなエロい顔するなんて知ったら、俺なら絶対手放さねぇのに」




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ブッタ斬りすいませ……orz


コメント
秘密拍手コメレスでし(*´∀`)まりがとんございマス!(*´∀`)
>秘密拍手コメYさん(*´∀`)

ここんとこ毎夜毎夜レスの途中で力尽き、Yさんの分がまたレス遅れてしまいましたほんとすいませんーっ!
今夜もお越しまりがとんございます(*´Д`)

エロ、どんなでしょか
ねっとりねっちりやりたいんすけど
話の展開がない分説明文的になりがちで
エロを書くのが好きな反面すごい大変な時もあったりでorz
こうやってハゲましていただけるのが
何よりの糧になりますんで!
ぜひエロにエールを!(w)
よろすくおながいいたしますっ!!

まりがとんございますた!
2010/01/15(金) 23:34 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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