※18禁でおながいします。
崩れ落ちそうになる身体を、貴史の力強い腕に抱き留められた。
しっかりと支えられ、そして首根には、湿った舌の感触。
その濡れた感触が、うなじを伝い、耳元までをねっとりと這い上がる。
「ンんっ、っ、……」
ぞくりと背に電流のような快感が走り、自分の意思の及ばないところで身体が震えた。
「生、快感に弱ぇんだね」
「んっ、ちがっ、……っ」
生の性を煽りながら、貴史もまた共に昂ぶっているのか、生の腰骨の下辺りに押し付けられた貴史の雄が、彼が着ているジーンズ越しにも分かる程に、より固さを増した。
「だって生、スゲェエロいし。何が違うの」
耳元から、少し意地悪い問いが鼓膜に流し込まれる。その声にさえ、全身の血がたぎり、じわじわと沸点へと追い詰められてゆく。
前方から生を高みへと誘っていた手が、何の言い置きもなく、すっと下着の中へと滑り込んできた。その手は直接肌を撫でながら、濃くはない茂みを分け入ってその下へと、ゆっくりと下りてくる。
一度持ち上げるように嚢を優しく撫でてから、猛った生の中心が直に握られた。
「ぁ、っ、」
直接的な刺激は、布を隔てていたときより各段に強烈に、ダイレクトに身体の芯へ届く。
爪を立てた指先に、幹を優しく引っ掻かれると、その狂おしい程のもどかしさに、早くも吐精を求めて生の腰は前後に揺れた。
「こ、んなの、貴史、だけ……、っ」
セックスの経験はおそらく少ない方だろう。
その少ない経験の中で、こんなになりふり構わず乱れたことなどなかった。
貴史から与えられるもの――その声も、言葉も、表情も、仕草も――全てが生の心を掴み、揺すぶるのは、貴史が運命の相手だからなのだろうか。
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前方から生を高みへと誘っていた手が、何の言い置きもなく、すっと下着の中へと滑り込んできた。その手は直接肌を撫でながら、濃くはない茂みを分け入ってその下へと、ゆっくりと下りてくる。
一度持ち上げるように嚢を優しく撫でてから、猛った生の中心が直に握られた。
「ぁ、っ、」
直接的な刺激は、布を隔てていたときより各段に強烈に、ダイレクトに身体の芯へ届く。
爪を立てた指先に、幹を優しく引っ掻かれると、その狂おしい程のもどかしさに、早くも吐精を求めて生の腰は前後に揺れた。
「こ、んなの、貴史、だけ……、っ」
セックスの経験はおそらく少ない方だろう。
その少ない経験の中で、こんなになりふり構わず乱れたことなどなかった。
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