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じゃじゃ馬ならし(22)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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「ぇ? ぁっ、……んンッ」

 山中が下着を軽くずらして、その中から取り出した屹立を大敬の背後に宛てがう。

 大敬の戸惑いを無視するのは山中だけではなかった。己の身体さえ、自分を裏切る。夕べの快感を記憶に残した身体は、大敬の意志に反して、山中を待ち望んでいるかのようにひくりと震えた。

 山中が窄みの上を数度、試すように幹を滑らせて、それからぐ、と腰を進める。

 一気に奥まで、穿たれた。

「っく、っ、んっ」

 容赦なく入り込んできた質量は、確かに夕べは加減されていたことを実感させる。強烈な圧迫感を堪えて奥歯を噛み締め、シーツを握り締めた。

「いいな、その顔」
「な、に言って……、ぁっ」
「何もかもが俺をそそるな、田辺」

 すぐに始まった抽挿で全身を揺すぶられる。脳細胞が揺れで沸騰したかのように、思考を遮断した。

 山中の熱塊に、体内をかき回される。

 その熱さが、大敬を昂ぶらせる。

「スゲェ、吸い付いてくる……相性もいい」
「ぁっ、ぁ、っ、ぁ……っ」

 何も考えることはできなかったが、反射的に首を横に振った。その様を、山中が見下ろしてふと笑う。

「可愛いな、田辺……」
「んっ、っ、んンっ、っん」

 身体を折って、山中が唇を重ねてくる。繋がる二人の身体の角度が変わったことで、より深くで山中を感じる。唇を封じられたことで、熱が逃げ場を失った。それを知っているかのように、山中に屹立を握り込まれた。

「んっ、っ、んンっ」

 脳天まで突き抜けるかのような快感。

 びくりと背を撓ませて、大敬は精を吐いた。



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参考:貴史×生


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