2ntブログ

24/7(twentyfour-seven)(11)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※性描写です。18禁でおながいします。


「俺のが欲しい?」

 享一がその熱さを知らしめるように泰司の掌に猛りを押し付けた。泰司の身体の記憶に刻み込まれている享一の熱。触れるだけで、それを求めて体温が上昇する。行き場のない熱が籠る身体が辛くて、泰司は眉を寄せた。手の中の享一の熱を握り、享一の動きに合わせて上下に扱いた。

「んっ、享一、のが……っ」
「俺以外のは?」
「な、んだよそれ……今さっき言っただろ? は、やく……っ」

 ――享一じゃなければ、こんなになんねぇ、っての。

 分かって欲しくて、享一の胸座を掴んで引き寄せ、その唇を荒々しく塞いだ。――いつも享一がするように。享一はほんの一瞬、その口付けに驚いたように目を見開き、それからすぐ目元を和らげて泰司の髪をそっと撫でた。

 ベルトが緩められ、泰司のジーンズが下着ごとずらされる。その動きを助けて腰を浮かせ、そのあとは享一から手を離して自ら膝下までずらし、それから靴と一緒に下肢に纏うもの全てを足で蹴るようにして取り去った。

 露わになった雄を、享一が指先で辿る。

「んっ、も……」

 もっとしっかり触れて欲しい。

 自ずと腰が揺れ、享一の指先に自ら擦り付けようとする。享一が先端から零れる雫を指先で掬い取って、泰司に見せ付けるように間近でそれを舐め取って見せた。その卑猥な仕草に顔が熱くなる。

「スゲェ出てんじゃん。いつもより感じてる?」
「そ、んなの、知んねぇ……」

 身体の奥が熱く疼く。早く身体を満たして欲しい。潤んで歪む視界で享一を見上げた。

「泰司、挿れるから」

 向こう向けよ、と肩に手を掛けられ身体が捻られた。その動きに逆らわずシート側に身体を向ける。先端から零れる蜜を掬って、享一が背後に塗り付けた。

「あ……」

 挿入の期待で入り口の襞がひくひくと震える。周囲が濡らされ挿し込まれた享一の指先を、難なく飲み込んだ。その指が、ぐるりと動いて泰司の中を拡げる。

「んっ、も、イイから……っ」

 身体に力が入らずに、シートに身体を預けた。享一が耳元で泰司、と名前を囁いてそのまま耳朶にキスを落とす。鼓膜に受ける愛撫で、脳が沸騰しそうになる。泰司の中の指がゆっくりと抜き取られ、拡がっていた襞が収縮して背筋が粟立つ。腰を掴まれ、引っ張り上げられた。




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羞恥プレイ的過去作品享一×泰司シリーズあります。
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コメント
車は移動するためのモノにあらず
そして明日は色んなモノで汚れたシートを
フキフキして、でもフキフキしながらまた
熱帯夜を思い出して膨らむコカン(;´Д`)ハァハァ
(と、わたしの妄想)

あーもーのっけから「俺のが欲しい?」ってあーもー
エロいわーエロですー
言葉のはしはしに言葉責めなニュアンスむんむん…ッ
挿れたら挿れたでまたアレなんでしょうか(;´Д`)ハァハァ
2008/04/12(土) 23:45 | URL | ハナ #ZJmJft5I[ 編集]
ハイクオリティな室内空間w
シートが汚れるのをどうしようかいまだに迷ってますwwww
シミになるとアレだしシートを革にするとグレード高すぎな気がするしwwww

しかしコレが書きたくて始めた話なのにイマイチノれなくて
色々破綻してます(゚∀゚)アヒャ
せっかく一風変わった場所でやるんだし
がんがって色々イジめたいとも思うんすけどうーん
なんでかなぁ(;´Д`)

ちょっと降りてきてっ!エロ神サマ~!
2008/04/13(日) 13:28 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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