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24/7(twentyfour-seven)(12)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※性描写です。18禁でおながいします。

 曝された後孔に享一の先端が宛てがわれる。享一はそのまま幹を滑らせて、潤いを幹全体に塗り伸ばした。幾度か後孔の上を行き来した後、ぐ、と先端が入ってきた。

「あっ、享一、……っ」

 待ち望んだ熱が少しずつ泰司の中を満たしてゆく。その緩慢な侵入に全身が焦れる。いつものように一思いに貫かれたくて自ら腰を突き出すと、泰司の動きに合わせるように享一が腰を引いた。

「な、んで、……」

 享一の意図が分からない。身体を捻って横目に享一を見上げ、早く奥まで欲しい、と視線で訴えた。泰司の視界の端で、享一がふと微笑むのが見える。

「今日はオシオキな。我慢大会」
「な、んだよそれ……んっ」
「俺以外の人間に口説かれてたお前と、もう少し余裕を持ちてぇ俺への」
「そ、んなのっそれに託(かこ)つけてるだけ、だろ?」
「分かってんじゃん」

 享一が楽しそうに先端だけをゆるゆると出入りさせる。その度襞が享一の形に合わせて収縮し、もどかしさに身体中の血液が沸騰しそうになる。

「せっかくいつもと違うトコでヤるんだから」
「んっ、ぁっ、享、一……」
「じっくりヤろうぜ、泰司」
「やだって享一、っ、そんな焦らすなよっ」

 前を擦り立てたい衝動。その欲求の赴くまま、抱き抱えるようにシートに回していた腕の片方を前に伸ばして己を握った。そこは享一の言った通り、零れた先走りの蜜で根元までぐっしょりと濡れていた。

「泰司、まだイくなよ」

 自身を握る泰司の掌の下に享一の手が滑り込んできた。その手が根元を握って泰司を戒める。それと同時に享一が背後から密着し、奥まで穿たれた。

「あ、イイ、享一……、てか、ど、すんだよ……っん」
「何が?」

 緩慢な抽送を始めた享一が白々しく問い返す。もう片手の指先で、胸の突起を弾かれた。そして固く勃ちあがったそこを痛いくらいに摘まみ上げる。

「あっ、も、シート、汚したら、っ」

 享一の指先に翻弄されて身体がびくびくと震える。言葉が上手く繋げない。

「――飲んでやるから」

 だからまだイくなよ、と言い置いて、享一は身体を強く打ち付け始めた。




この回だけを読んだ方へ。↑の二人は車の中でヤってますw

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羞恥プレイ的過去作品享一×泰司シリーズあります。
よろしければドゾー




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コメント
BLのおしおき
BLのお仕置きってどうしてこう楽しいんでしょう♪
お仕置きが嬉しいって良いですよね~(←日本語変;;)
受けが積極的なのに焦らされるって、かなりツボですww
シートが汚れるとか気にしてるのが可愛いwww
2008/04/15(火) 13:03 | URL | 蛍 #-[ 編集]
楽しいオシオキwwww
いったい誰にとってのオシオキなんでしょうwwwww
ヤってる人たちも楽しく
読んでくださる方々にもタノシイ(こっちは願望)
(表現力不足なモノで)(アセアセ)
私が書くのは快感に弱いウケばっかですが
これがどうも私のツボのようで
同じ部分でツボってくださってウレシスですっ!(´Д⊂ヽ
イく前からぐしょぐしょなので
どっちにしてもシートは既に汚れてるんじゃないかと思いつつwwwwww
次更新くらいにはフィニッシュ!予定す!

今日もコメありがとうございますっ!
確定申告お疲れ様でしたーっ!
2008/04/15(火) 23:29 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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