※もう少し性描写です。18禁でおながいします。
「野田さん……?」
急に動かなくなった野田の顔を覗き込んだ。閉じた目に掛かる真っ直ぐに長い睫毛は涙に濡れ、その表情からは血の気が失われていた。
――失神?
確かめるように、野田の頬を指の背で撫でてみる。野田からは何の反応も返ってこない。
精神的に追い詰めた所為か。
小さく溜め息を吐き、穂積は野田からずる、と自身を抜き去った。穂積と一緒に、野田の中から穂積が放った白濁が零れ出てくる。慌ててそれを手で受けて、ベッドサイドからティッシュを取って拭い取った。
今夜の一連の行為でいやらしく色付き、柔らかく綻びた野田の後孔。それを暫く見詰め、穂積はそこに指を挿し入れた。穂積の指を難なく飲み込む野田の肉道はまだ熱く、意識を失った分弾力を持った柔らかさで穂積の指をしっとりと押し包む。穂積は指を軽く曲げて、野田の体内から己の放ったものを掻き出した。
野田の体内を出入りする己の指の感触に、まだ鎮まろうとしない情欲の炎が再び燃え上がって穂積を熱く焦がす。穂積は再び血を集めて猛る自身に手を伸ばした。
――野田さん。あなたの事が好きで、あなたが欲しかっただけです。……ただ、それだけです。
野田の弱い部分に付け込んで、騙すように抱いた。
嫌われただろうか。明日顔を合わせた時にされるかも知れない野田の表情が目に浮かぶ。
――侮蔑……?
でもそうすれば、早くに諦めがつく。
穂積はゆっくりと、己を握る手を動かした。
「野田さん……」
空いた手で、眠る野田の身体の線を辿るように指先で撫で上げる。滑らかで、敏感な肌。野田が忘れても、忘れようとしても。
――俺は忘れない。
唇まで辿り、先端が少し尖ったそれを横になぞった。その唇を割って、歯列を辿る。指先に伝わるその硬質な感触に胸が締め付けられる。
「……、……っ」
締め付けられた感情が穂積の身体の奥を押し上げる。込み上げる感情のままに、穂積は己の掌の中に止むことのない欲望を吐き出した。
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…………(;´Д`)
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野田の体内を出入りする己の指の感触に、まだ鎮まろうとしない情欲の炎が再び燃え上がって穂積を熱く焦がす。穂積は再び血を集めて猛る自身に手を伸ばした。
――野田さん。あなたの事が好きで、あなたが欲しかっただけです。……ただ、それだけです。
野田の弱い部分に付け込んで、騙すように抱いた。
嫌われただろうか。明日顔を合わせた時にされるかも知れない野田の表情が目に浮かぶ。
――侮蔑……?
でもそうすれば、早くに諦めがつく。
穂積はゆっくりと、己を握る手を動かした。
「野田さん……」
空いた手で、眠る野田の身体の線を辿るように指先で撫で上げる。滑らかで、敏感な肌。野田が忘れても、忘れようとしても。
――俺は忘れない。
唇まで辿り、先端が少し尖ったそれを横になぞった。その唇を割って、歯列を辿る。指先に伝わるその硬質な感触に胸が締め付けられる。
「……、……っ」
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