2ntブログ

バックヤード・シンドローム(3)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
※18禁描写ですw よろすくおながいします。


 部屋の鍵を掛けて戻って来ると、慎治さんは机に軽く凭れて立っていた。慎治さんは近付く俺を両腕を上げて迎え、俺は慎治さんの身体に割って入るように片足を慎治さんの足の間に置いた。腿で慎治さんの中心を擦り上げながら、抱き合ってキスをする。緩く開いた慎治さんの唇の中に舌を挿し入れると、慎治さんの舌がそれを待ち構えていたかのように俺の舌を絡め取り、俺の唾液が奪われた。

「ん……、は……」

 慎治さんも腿を上げて、俺の猛りを刺激する。俺からも腰を押し付けて、昂ぶりを慎治さんに伝えた。水音を立ててキスを交わし、吐息が混じり合う。共に高みへと上りながら、俺は慎治さんのベルトに手を掛けた。

 前を寛げ、下着の上から慎治さんの熱を掌で包む。その上から腿を押し付けて慎治さんの熱を煽る。やんわりと握って、上下に扱いた。

「っ、ん……、歩……」
「……、なに」

 慎治さんが俺のジーンズの前を緩めながら、キスの合間に俺の名前を呼んだ。

「クチで、してやろっか……?」
「……いい。それより、挿れたい」

 少し無茶を言ってるのは分かってる。でも、仕事中決して崩れる事ない慎治さんを、俺だけは崩せるって、確かめてみたかった。けど多分それは半分建前だ。本当の所は単に仕事中の慎治さんを乱して、俺に挿れられてよがってる姿が見たいだけだ。

「……、……」

 暫く黙っていた慎治さんは、仕方ねーなぁ、って顔で笑って、自らスラックスを脱いで横の椅子に掛けた。

 その慎治さんの肩を掴んで、有無を言わせず向こうを向かせて背後から抱き締めた。慎治さんが手を突けるようにと、机に慎治さんの身体を押し付ける。そして慎治さんの背後に、熱く猛った俺の中心を擦り付けた。

「ん……、っ……歩……」

 俺の熱をウシロで感じて、それだけで慎治さんが興奮していくのが息遣いで分かる。そんな慎治さんの様子に俺も昂ってゆく。





←2へ / 4へ→
←1から読む


あゆしんまとめページ↓
歩×慎治(高校生×リーマン)→(大学生×リーマン)



にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
↑ランキング参加中す。よければポチっと押してクダサイ
書く意欲に繋がってます。






コメント
 お、おぉぉーーー。
 そこは、笑って許しちゃうんだ、慎治さん!
 受け入れるんだ!!!
 ステキ!

 でも仕事中ですが…
2008/07/08(火) 12:19 | URL | 如月久美子 #-[ 編集]
雷鳴り響くなか、即レス、イきまーす!
>如月サン

うぃー慎ティン歩には絶対服従すw
慎ティン独り身の頃は結構色んなトコで色々ヤってきたので
案外こゆのは受け入れられてしまうって脳内設定(゚∀゚)アヒャ

仕事中、ナニしとんねんwwwwwww
こんな人なのに数年後百貨店の経営側に回る脳内設定wwwwww
壮大す(*´∀`)

コメあ(・∀・)り(・∀・)が(・∀・)と(・∀・)う!デスv
2008/07/08(火) 12:27 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://gerberahybridblog.blog.2nt.com/tb.php/360-17deb2cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © がっつりBL的。 All rights reserved. | 

 / Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ