※18禁描写です。よろしくおながいいたします。
力の入らない身体を穂積に抱え上げられて、俯せで上半身だけをベッドに縫い付けられた。下肢に纏う物を取り去られ、恥ずかしげもなく穂積に背後を晒す。それどころかこの後の挿入の期待に、襞が物欲しげにヒクヒクと収縮していた。そこへ、唾液で濡らしたらしい穂積の指が何の前置きもなく突き立てられた。
「あっ、んっ、……っ」
顎が跳ね、背が撓(たわ)む。穂積と交わった四度の行為だけじゃない。妻の不在を見計らうようにして、穂積を求めて火照る身体を独り密かに鎮めてきた。
快感を得る事を覚えた背後は、体内の指を良い場所へ導こうと自ずと蠢いた。穂積の指に、深い所まで解される。穂積の指が官能の一点を擦る度、身体は操られたようにびく、と跳ねた。その度脳髄が沸点に近付いてゆく。
「穂積っ、も、挿れっ、……欲しっ」
指じゃ足りない。穂積の熱い質量に貫かれたい。
――一体いつの間に俺は……。
男同士でこんな事が成し得るとは、思いもしなかった。そんな自分が今や同性である穂積に溺れ、羞恥も忘れてその身体を乞い求めている。
――あんなにも真っ直ぐ相手を想っていた歩に俺は一体何て事を……。
それはきっと、歩の気持ちに気付いてやれなかった事より罪深い。込み上げる後悔と、理解が遅過ぎた己の不甲斐なさに胸が張り裂けそうになる。
それでも。
――もう止められない。
腰を掴まれ、背後に穂積の熱を感じた。自ら腰を揺らし、その先端を中へと誘う。柔らかく解れた後孔に、穂積の雄が入ってくると、ゆっくりと、穂積の体積に体内が満たされてゆく。
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「あっ、んっ、……っ」
顎が跳ね、背が撓(たわ)む。穂積と交わった四度の行為だけじゃない。妻の不在を見計らうようにして、穂積を求めて火照る身体を独り密かに鎮めてきた。
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指じゃ足りない。穂積の熱い質量に貫かれたい。
――一体いつの間に俺は……。
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――あんなにも真っ直ぐ相手を想っていた歩に俺は一体何て事を……。
それはきっと、歩の気持ちに気付いてやれなかった事より罪深い。込み上げる後悔と、理解が遅過ぎた己の不甲斐なさに胸が張り裂けそうになる。
それでも。
――もう止められない。
腰を掴まれ、背後に穂積の熱を感じた。自ら腰を揺らし、その先端を中へと誘う。柔らかく解れた後孔に、穂積の雄が入ってくると、ゆっくりと、穂積の体積に体内が満たされてゆく。
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