「ねぇナツメさん」
和大がナツメを覗き込む。その僅かに潤む瞳を見て、和大は目を細めた。
「キス、していい?」
「……ダメ、だ」
和大がナツメを覗き込む。その僅かに潤む瞳を見て、和大は目を細めた。
「キス、していい?」
「……ダメ、だ」
――今キスしてしまったら。
目を逸らせたナツメの目元に、和大が唇を寄せた。
「ね」
「んっ、ダメだって」
――止まらなくなる。
「ごめんね、キスしたい」
和大の手に、力が籠る。抗えない。重なる唇。
――ああ、ダメだ……。
抗えないんじゃない。それどころか、もっと欲しい、と身体が叫ぶ。抗えないのは、己の欲望。その欲望のままに、ナツメは和大の首を掻き抱いた。
薄く唇を開いて、和大の舌の侵入を許した。そっと挿し入れられた和大の舌先に、ナツメから舌先を重ねた。
「は……」
触れるのは、愛しい粘膜。穏やかな熱が快感となってナツメの身体を満たす。和大の舌を甘く噛むと、和大から熱を帯びた吐息が零れた。
キスを交わしながら、和大の親指がナツメの頬骨をなぞるように、その頬を優しく撫でる。こんなに優しく動く指は知らない、とナツメは思った。溶かされる身体。もっと深くで、交じり合いたい。
「……和大、……」
「ん……」
名を呼ばれたのが嬉しいのか、和大がその目元を綻ばせた。
「……、ヤろ」
貪欲な身体。和大の顔が見ることができなくて、ナツメは額を和大の肩口に埋めるようにして俯いた。
「……いいの?」
和大がナツメを抱き締める。今までずっとそれを望んできたはずなのに、拒絶されないことが苦しい。この感情がどこから来るのか、ナツメには分からない。ただ今は身体が欲するままにと、和大の背に回した手で和大のシャツを握った。
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目を逸らせたナツメの目元に、和大が唇を寄せた。
「ね」
「んっ、ダメだって」
――止まらなくなる。
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――ああ、ダメだ……。
抗えないんじゃない。それどころか、もっと欲しい、と身体が叫ぶ。抗えないのは、己の欲望。その欲望のままに、ナツメは和大の首を掻き抱いた。
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「は……」
触れるのは、愛しい粘膜。穏やかな熱が快感となってナツメの身体を満たす。和大の舌を甘く噛むと、和大から熱を帯びた吐息が零れた。
キスを交わしながら、和大の親指がナツメの頬骨をなぞるように、その頬を優しく撫でる。こんなに優しく動く指は知らない、とナツメは思った。溶かされる身体。もっと深くで、交じり合いたい。
「……和大、……」
「ん……」
名を呼ばれたのが嬉しいのか、和大がその目元を綻ばせた。
「……、ヤろ」
貪欲な身体。和大の顔が見ることができなくて、ナツメは額を和大の肩口に埋めるようにして俯いた。
「……いいの?」
和大がナツメを抱き締める。今までずっとそれを望んできたはずなのに、拒絶されないことが苦しい。この感情がどこから来るのか、ナツメには分からない。ただ今は身体が欲するままにと、和大の背に回した手で和大のシャツを握った。
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コメント
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2009/01/17(土) 14:02 | | #[ 編集]
>↑秘密コメpさん(*´∀`)
初コメまりがとんございます(´Д⊂ヽ
ずーっととか!何度もとか!アッ――!(;´Д`)ハァハァ
嬉 し い で す (*´∀`)
こうやって頂けるメッセージに支えていただきながら
なんとかハァハァ続けることができています(*´∀`)
妄想が発展して音楽まで勝手に関連付けたりして
そのアーティストさんのファンの方にはアレかなぁとか思いつつ
結局脳内晒してしまってるんですが
そう言っていただけるとほっとしますです(*´∀`)
これからも拙いながらまったり書きたい事がある限り
続けてイきたアッ――!(恒例)と思いますので
お付き合い頂けるとウレシスです(*´∀`)
ありがとうございますたー!
初コメまりがとんございます(´Д⊂ヽ
ずーっととか!何度もとか!アッ――!(;´Д`)ハァハァ
嬉 し い で す (*´∀`)
こうやって頂けるメッセージに支えていただきながら
なんとかハァハァ続けることができています(*´∀`)
妄想が発展して音楽まで勝手に関連付けたりして
そのアーティストさんのファンの方にはアレかなぁとか思いつつ
結局脳内晒してしまってるんですが
そう言っていただけるとほっとしますです(*´∀`)
これからも拙いながらまったり書きたい事がある限り
続けてイきたアッ――!(恒例)と思いますので
お付き合い頂けるとウレシスです(*´∀`)
ありがとうございますたー!