※18禁的描写アリです。よろすくおながいします。
「ぁっ、んっ」
「位織……」
友永の猛った雄に、身体の内側、粘膜を余すところなく擦られる。
揺すぶられ小さく喘ぎながら、どうしてこんなところをこんな風にされて、自分からこんな声が出てしまうんだろう、と位織はぼんやり思った。しかもそれを位織に施しているのは、もはや気持ちのない相手なのに。
一番敏感な場所を何度も抉るように突き上げられるうち、あっという間に限界が訪れる。
「んっ、ぁっ、も……」
「位織、もうイきそうなんですか」
「んっ、イきた……あっ」
「ここはこんなに私を求めているのにどうして……」
「ぁっ、イく、イかせ……っ」
けれども友永の言葉は、持て余すほどの快感に視線すら虚ろになった位織には届かない。友永は、ただひたすらに快感を追うだけの位織を、背後からきつく抱き締めた。
「んっ、ん、っん、ぁっ、あぁっ」
友永に縛められていた根元が解放される。同時に位織は、限界にまで昂ぶっていた熱を吐き出した。
また春が来た。
尚大に出逢い、彼に恋してから二度目の桜の季節。
昨年の春から位織はある重電メーカーの開発研究員として勤務していた。
尚大は無事大学を四年で卒業し、この春から公立高校の数学教師として働き始めた。
二年間続いた、気持ちのないままの友永との関係。
この四月になって初めて友永に抱かれた今日、位織はそれを終わらせるつもりでいた。
衣服を整えたあと、ぐったりと研究室のソファに沈む位織に、友永がいつものようにコーヒーの入ったマグを手渡した。
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尚大×位織
関連:和大×ナツメ
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「位織……」
友永の猛った雄に、身体の内側、粘膜を余すところなく擦られる。
揺すぶられ小さく喘ぎながら、どうしてこんなところをこんな風にされて、自分からこんな声が出てしまうんだろう、と位織はぼんやり思った。しかもそれを位織に施しているのは、もはや気持ちのない相手なのに。
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「んっ、ぁっ、も……」
「位織、もうイきそうなんですか」
「んっ、イきた……あっ」
「ここはこんなに私を求めているのにどうして……」
「ぁっ、イく、イかせ……っ」
けれども友永の言葉は、持て余すほどの快感に視線すら虚ろになった位織には届かない。友永は、ただひたすらに快感を追うだけの位織を、背後からきつく抱き締めた。
「んっ、ん、っん、ぁっ、あぁっ」
友永に縛められていた根元が解放される。同時に位織は、限界にまで昂ぶっていた熱を吐き出した。
また春が来た。
尚大に出逢い、彼に恋してから二度目の桜の季節。
昨年の春から位織はある重電メーカーの開発研究員として勤務していた。
尚大は無事大学を四年で卒業し、この春から公立高校の数学教師として働き始めた。
二年間続いた、気持ちのないままの友永との関係。
この四月になって初めて友永に抱かれた今日、位織はそれを終わらせるつもりでいた。
衣服を整えたあと、ぐったりと研究室のソファに沈む位織に、友永がいつものようにコーヒーの入ったマグを手渡した。
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