Sometime Butterfly（18）（R18）

「そんなにオトコが要るってなら七月」

　怒気を孕んだ低音で、七斗が七月を睨み見た。途端、七月は動けなくなる。早まる心臓の音ばかりがうるさい程に鼓膜に響く。

「俺が相手してやるから」
「何言って……っ」

　強い力で両肩を掴まれ、瞬間、なぎ倒すように床に押さえ付けられた。その上に七斗が馬乗りになる。

「誰でもいんだろ？　なら俺がヤってやるっつってんだよ」
「どういう理屈っ、んっ……っ」

　反論しようと開いた唇を、それを許さないと言わんばかりに七斗の唇が塞いだ。食いしばろうとする歯列を割って、舌が入り込んでくる。押さえ付けられた身体は自由を奪われ、七斗の片手に両手首を纏め上げられた。

「んっ、……っ」

　行為を止めるよう懇願するように首を左右に小さく振るも、上顎を内側からざらりと舐め上げられると思わず背に快感が走った。

　――なんで、……七斗……。

　七斗から受けるこの仕打ちは一体なんなのか、解らずにただ、混乱する。

　七月が背を波打たせたのに気づいたのか、七斗が小さく鼻で笑った。

「感じてんじゃん、俺相手でも」
「違……、ぁっ」

　有無を言わさない強い力で反転させられ、背後から腰に両腕が回される。

　七月を強く掴んだまま、七斗は自分の衣服を脱ぐように七月のベルトを緩め、そして七月から一気に下肢に纏うものを取り去った。

「何やって……っ、あっ」

　逃れようと前方へ伸ばした手は虚しく宙を掻く。

　晒された後孔に、何の言いおきもなく指が突き立てられた。

　つい一時間程前まで、男たちを受け入れていたそこはまだ綻んだままで、難なく七斗の指を飲み込み、そして押し包んだ。



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七斗が強引なら展開も強引＼(^o^)／ｵﾜﾀ
そして七月は今晩3人目ｗ
しばらくRにお付き合いくだたい(；´Д｀)