※18禁でおながいしますw
人の衣服を脱がせるのは難しい。両手を使ってもたもた木戸のベルトを外していると、木戸が少し笑って、けれども黙って太一の作業を手伝った。
やっと、二人とも裸になった。互いの全身を確かめ合うように抱き締め合う。
――木戸のカラダ。
その肌の匂いを嗅ぐ。太一を快楽の淵へと誘う、甘くてクラクラするような木戸の匂い。
肌の下に潜む筋肉を、掌を滑らせて確かめる。張りのある筋肉。バイトは塾講師と家庭教師だけだったはずなのに、一体何をしてこんな筋肉がついたんだろう。
思えば木戸の身体の中で、今までに触れた事のある部分なんてほんの少しだ。手さえ、握った事がなかった。
それでもそう言えば、木戸に対する気持ちを自覚してからは、何かと触れてくる木戸の手に、酷くどぎまぎと心乱されていた事を、たった今思い出した。
「そういえばお前は前から俺の事、よう触ってたよな」
スキンシップの激しい奴なんだと思っていたけれど、違ったのかも知れない。
「四年間、これでもか言うくらい触ってたつもりや。ケツ触った日なんかは特にその感覚ダイジに持って帰ってたで」
それが何か? とでも言いたげな表情で木戸が答える。
「お前な……」
「太一が鈍いんが悪い」
不敵に笑って、木戸が太一の耳朶を口に含め、淡く歯を立てた。太一の肩がぴく、と震える。
「んっ……でもお前、人の服脱がすの、慣れた感じやん。俺お前に服脱がされんの、初めてやのに」
「全部イメトレの賜物やって」
耳朶を軽く引っ張って離し、ほんまやで、と木戸が耳元で囁いた。続けて太一の耳に何度もキスを落とす。
「ん、案外、ムッツリやってんな、お前」
「悪かったな。それより太一、続き……」
腰骨に、木戸の雄の熱を感じる。木戸が腰を揺らし、太一を求めてその熱を押し付ける。
不意に、やんわりと嚢を握られた。木戸の掌の中でその中の芯を転がされながら、時折伸びてきた指先が背後の窄まりを掠める。その度太一の背後はひく、と収縮した。
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ホテルに来るまでの経緯。→これで、卒業。
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ちょっと駆け足で進めてみたくて更新頻度上げようかと思いますw
飛ばし飛ばしでも大して変化ないかもしれませんが
よろしければチェキおながいしますv
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肌の下に潜む筋肉を、掌を滑らせて確かめる。張りのある筋肉。バイトは塾講師と家庭教師だけだったはずなのに、一体何をしてこんな筋肉がついたんだろう。
思えば木戸の身体の中で、今までに触れた事のある部分なんてほんの少しだ。手さえ、握った事がなかった。
それでもそう言えば、木戸に対する気持ちを自覚してからは、何かと触れてくる木戸の手に、酷くどぎまぎと心乱されていた事を、たった今思い出した。
「そういえばお前は前から俺の事、よう触ってたよな」
スキンシップの激しい奴なんだと思っていたけれど、違ったのかも知れない。
「四年間、これでもか言うくらい触ってたつもりや。ケツ触った日なんかは特にその感覚ダイジに持って帰ってたで」
それが何か? とでも言いたげな表情で木戸が答える。
「お前な……」
「太一が鈍いんが悪い」
不敵に笑って、木戸が太一の耳朶を口に含め、淡く歯を立てた。太一の肩がぴく、と震える。
「んっ……でもお前、人の服脱がすの、慣れた感じやん。俺お前に服脱がされんの、初めてやのに」
「全部イメトレの賜物やって」
耳朶を軽く引っ張って離し、ほんまやで、と木戸が耳元で囁いた。続けて太一の耳に何度もキスを落とす。
「ん、案外、ムッツリやってんな、お前」
「悪かったな。それより太一、続き……」
腰骨に、木戸の雄の熱を感じる。木戸が腰を揺らし、太一を求めてその熱を押し付ける。
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