※18禁でおながいします。
「んっ、ぁ、木戸……」
あっという間に再び快楽に引き摺り戻された。促されなくても足が開く。木戸の手にもっと触れられたくて、自ずと腰が揺れた。同時に腰骨に当たる木戸の熱を、揺らした腰で愛撫する。
――木戸が、欲しい。
木戸への気持ちに気付いてからは、木戸に触れられるとその箇所がいつまでも熱かった。
こんなに触れ合っている今、一体どこまで木戸を求めればその熱が収まるのか、どこまでも貪欲になりそうな己に少し不安になる。木戸はそんな自分をどう思うだろう。あるいは同じ気持ちでいて欲しいと願う。
「木戸、なぁ木戸……」
「どした?」
どう説明すれば良いのか分からなくて、ただ名を呼んで必死に抱き付いた。
「じっくりとか、も、ええから」
しよ、と木戸の耳元で、吐息混じりに囁いた。
「ん……俺、挿れてええの?」
ここに、とその場所を指先で柔らかく押して木戸が問う。それだけで太一のそこは物欲しげにひくりと震えた。
「ん、ええから、はよ……」
繋がろ、と木戸を誘った。
「太一お前……お前こそほんま初めて? そんな誘い文句……普通ないやろ」
熱っぽい吐息を太一に零して、木戸はヘッドボードに手を伸ばした。
木戸に促され、俯せになった。腰を持ち上げられ、背後を晒す体勢を取らされる。不意に後孔に、冷たい水気の感覚。木戸の手で、ローションが塗り付けられた。
「痛かったら言えよ」
そう言い置いて、木戸が後孔に指を突き立てた。
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「どした?」
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「じっくりとか、も、ええから」
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「ん……俺、挿れてええの?」
ここに、とその場所を指先で柔らかく押して木戸が問う。それだけで太一のそこは物欲しげにひくりと震えた。
「ん、ええから、はよ……」
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「太一お前……お前こそほんま初めて? そんな誘い文句……普通ないやろ」
熱っぽい吐息を太一に零して、木戸はヘッドボードに手を伸ばした。
木戸に促され、俯せになった。腰を持ち上げられ、背後を晒す体勢を取らされる。不意に後孔に、冷たい水気の感覚。木戸の手で、ローションが塗り付けられた。
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