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コイゴコロ、午後八時(7)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※まったり性描写です(*´∀`) 18禁でおながいします。






「ん、……、んっ」

 坂崎からは見えないが、陣内は自らの手で背後を解しているらしい。荒くなりはじめた呼吸が坂崎を咥えたままの陣内の口端から零れ、坂崎の濡れた根元を微かに冷やす。それは坂崎の背をぞくりと震わせて、返って坂崎の欲望を煽った。

 坂崎は指先に力を込めて、陣内の頭を掴むように固定した。陣内を見下ろすと、坂崎を見上げる陣内の潤んだ瞳と視線がかち合う。陣内は遠慮は要らないと坂崎に伝えるように僅かに目元を和らげ、そして自ら喉奥を開いた。

「ん、んっ、んっふ……っ」

 開いた喉奥を先端で突く。陣内はえずきそうになる自然現象を懸命に堪え、必死に舌を添わせて坂崎を包み込んだ。その間も陣内の片手は自ら背後を緩め、頭の動きを奪われたまま陣内がいやらしく腰を揺らす。

 喉奥を突かれた事で陣内から生理的に溢れる涙を拭ってやると、陣内はそっと目を閉じた。

「陣内さん……気持ちイイ……」
「ん……っ、っ、ん」

 陣内の空いたもう片方の手が伸ばされて、坂崎のシャツの中、直接肌に触れられた。腹から肌に沿って手のひらが探るように這い上がって来る。胸元に行き着いたその指先が、坂崎の胸の突起を摘んだ。

「陣内さっ、……っ」

 陣内に煽られて昂ぶっていた身体は、陣内のいやらしい愛撫にびく、と震えた。思わずきつく喉奥を突くと、陣内がごほ、と咳込んだ。

 ――だめだ、今すぐ陣内さんに挿れてぇ……。

 坂崎は、陣内の頭をぐい、と押した。口の中の存在を急に失くした陣内が、寂しげに唇を半開きにしたまま坂崎を見上げた。

「陣内さん、ウシロ、解れましたか」
「ん……」

 濡れる陣内の口端を手で拭って坂崎が問うと、陣内は僅かに羞恥を見せ、けれども小さく頷いた。





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石田・陣内・坂崎についてはコチラ→『コイゴコロ』




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コメント
うっわ(///∇//)テレテレ☆
自分で・・・・・自分で・・・・・・・(●´д`●´д`●´д`●)ポポポッ

流石はべらてんてーー!
おじょひんなエロス満開ですね(///∇//)テレテレ☆
ん~~~お代わり下さい!
2008/12/10(水) 01:24 | URL | 柚子季杏 #-[ 編集]
またーりヤらせていただいとります(*´∀`)
>柚子季てんてぇ(*´∀`)

あいーフェラーチョしてたらムズムズしたんすね(*´∀`)
普段ワリと静かでエロさとは無縁な感じを皆に抱かせる
陣内章生30歳、そんなイメージ
脱いだら凄いんです(*´∀`)
とかほんとにそんなウケネコタン、どっかいませんか(;´Д`)ハァハァ

つ……次の話のネタが繰り切れない……
ああああでも挿入したら多分結構すぐ終わる……!
あああああああアッ――!
一日一更新目標でなんとか繋ぎたいと思います!wwwwwwwwwworz
2008/12/10(水) 22:58 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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