副寮長橘悦朗・寮内世直し諸国漫遊の旅（前）

　寮長のヤツ、身体弱ぇってのに俺にヤって欲しいってハードなプレイねだってきたんだよね。仕方なくココロの友理事長孫の隼人と俺との二人がかりでヤってやったら、なんか分かんねぇけど救急車で運ばれてった。

　だから実質俺がこの寮の秩序を守ってるんだぜオーケイ。

「ぁっ、あ、たちば、なっ、っあ、すご、んっ、イく、イくっ、あぁっ」
「――あそだ、今日も寮長の仕事しねぇとだったー」
「あっ……」

　今日の仕事をやり残してた事を急に思い出した俺は、俺の下でアラレもない格好でヨがるアメフト部員の代々木から身体を引いた。どさりとベッドに崩れ落ちた代々木は、イく寸前だったからか潤んだ目で懇願するみたいに俺を見上げた。

　うん、その顔はまぁまぁだな。

　俺は褒めてやる代わりにちょっと笑いかけてやった。

「橘……今度はいつ……？」
「んー……明日か明後日か明々後日か……気が向いたら？」
「またメールすればいい……？」
「んーいーよー。誰だか分かるよにちゃんと件名に名前入れといて」

　アメフト部じゃディフェンスラインなんかやってるから多少期待してたんだけどな。代々木のヤツ、あっという間に足開いてあっという間にヨがりやがった。つまんね。携帯にアド登録するまでもねぇし。

　でも俺の半分は優しさでできてるからスゲなくできねんだよね。じゃなー、と一言かけてやって俺は部屋を後にした。





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『私立BL妄想学園高等部』
エロﾀﾝの働きっぷり(*´∀｀)　→　副寮長・橘悦朗



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エヘヘさっそくヤってみますた(*´∀｀)
後編はウナギリバプレイ…の予定(*´∀｀)