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Fly Me To The Moon(51)(R15)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※15禁でおながいします。







 舌先同士が触れ合う。それだけで身体に電流が走る。

「っん……」

 小さく眉を寄せてそれをやり過ごし、より深い口付けを求めて和大に回した腕の力を強めた。和大に優しく舌を吸い上げられ、甘く歯を立てられる。



 痛い程に求められたいナツメの身体にはもどかしい程の甘さ。もっと、とせがむように自らも和大を吸い上げる。

「ん……ナツメさん……」

 ゆっくりナツメの髪を梳きながら、和大の舌はナツメの求めに応じずにそっと引く。

「ぁ……」

 所在を失くしたナツメの舌が、寂しさにふと震えそうになったところをまた和大に柔らかく吸い上げられる。

「んっ……」

 こんなに穏やかに愛されながら、じわじわと、確実に高みへと導かれてゆく。

 いつの間にか、息が上がっていた。

 甘く穏やかに追い詰められることは、激しく求められるよりずっと苦しい。

「おま……こんなキス、ど、こで……」

 喘ぐように言葉を零すと、和大の目元が笑みに細められた。

「ナツメさんに決まってんじゃん……」

 するりと上衣を脱がされる。ナツメを甘やかすような和大の脱がせ方は、その僅かな衣擦れさえナツメを優しく煽る。晒された肌が和大のいる空気に触れただけで、皮膚一枚の下で身体の内側はざわざわと静かに騒いだ。

 自ら衣服を脱ぎ落とした和大が、ナツメの身体を労るように優しく、けれども強くナツメを抱き締める。

「ナツメさん……」

 どこか辛そうな和大の声。ナツメの痛みを想っているのだろうか。見えない和大の表情は、泣いているような気がした。和大の手のひらが、静かにナツメの背を撫でる。どこにも怪我を負わずに済んだはずのその身体の傷を、手当てするように。

 癒えてゆく。

 満ちてゆく。

 そしてゆっくりと、昂ぶってゆく。






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コメント
【秘密拍手コメレスです(*´∀`)あ(・∀・)り(・∀・)が(・∀・)と(・∀・)う!ございます(*´∀`)】
>秘密拍手コメTさん(*´∀`)

ああん今日もコメまりがとんございます(*´∀`)
ああんそうなんす愛され慣れてない、これが一番の設定ですたw
描写がアレ(=ヘタ)なんで過去の恋愛のトラウマとか思われそうですが
そうじゃなくてナツメのお母さんなんですでもきっと誰にも伝わってないorz
なので和大はナツメの父にも母にも恋人にもならなくてはならなくて
慎治以上にタイヘンかもすw
でもそれをタイヘンと思わない10コ下の若さの強みw
みたいなイメージでお送りしてるつもりす(伝わってないorz)
歩は兄を始め父母にも恵まれ愛されて育ってはきた(脳内設定w)ので
愛し返すことができる(ハズなん)すけど
ナツメがそれを出来るようになる日はまだ先になりそうすw
色々脳内垂れ流しすんませ……orz
描写不足をここで色々補足説明するテストと流してやってくだちぃアセアセ
(しかもその補足もちゃんと説明できてないとかいーわーなーいーの(*´∀`))(by姫ちゃん)
あいやほんとすいませんですああああああorz
そんな書いてる人ブレブレな話にコメまりがとんございます多謝!


***************************************************

>秘密拍手コメAさん(*´∀`)

ナツメは若干Mのケがある上に快感に弱くて
(うちのウケはほとんどそうなんですが←)
和大がスキだなぁとか思ったらもうアレです
欲しい欲しいで脳内ではデロンデロンです
そんな26歳ウケの相手をする16歳タチ(ナツメがハジメテの相手)(のはず)
私に書ききれるか心配でドキムネ夜も寝れ……ます(すいません)
とりあえずひと段落はできたので
なんとか脳内のデロンデロンを文字にしたいです(;´Д`)
そして大団円で終了させたいです
いつも読み込んで思い入れていただいて感謝です
コメまりがとんございますた(*´∀`)


2009/02/09(月) 22:35 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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