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すべては愛のためだろ?(24)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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「お前を口説く度、俺の持ち駒削るみてぇに使ってってるような気がしてんのに」
「ん……」

 その頬の心地好さに目を細め、聡士の指先に口付ける。聡士の言葉に応えるように、緩く中を回すと、聡士が鼻に掛かった甘い声を零した。その声が、淳汰の鼓膜を甘く擽る。

「……お前が俺に挿れたらもう、俺には後がねぇだろ……」

 聡士が抱えていた不安。そんな事は、淳汰に微塵も感じさせなかった。それだけにその想いの深さに胸を打たれる。

「……お前でも、そんなふうに思う事って、あったんだな」
「……手放したくねぇものがあったら、誰だってそう思うだろ普通。それが、自分の意思だけでどうにかなんねぇものなら尚更……」

 聡士が手放したくないもの。

 ――それが、俺……?

 消えてゆく。淳汰も気付かない程に少しずつ重ねていた不安とわだかまりが。密かに流した涙が。代わりに淳汰を満たすのは、暖かい気持ち。

 聡士と想い合っている、と実感する。

 それがこんなに全てを満たすものだと、改めて思い知る。

 ――好きだ、聡士……。

 ぐ、と腰を押し付けると、また聡士の中がきゅ、と締まる。

「――こんなにイイのに」

 止めていた腰の動きを再開した。聡士に快感を与えたい。雄を扱きながら、聡士の中に埋め込んだ淳汰自身で内側からも悦い場所を狙うように突き上げる。

「んっ、……っ」

 淳汰の手のひらの中で聡士の雄が脈打ち、質量が増す。

「飽きるワケねぇだろ……?」

 苦しそうな聡士の表情の中に、笑みが混じる。薄目で淳汰を見上げるその目元に滲む艶にまた、淳汰の欲望が煽られる。その激しさが想いの丈だとばかりに、淳汰は抽送の幅を大きくしていった。






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聡士×淳汰




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コメント
浸透圧!w
>秘密拍手コメiさん(*´∀`)

にゅきゅう~っとにゅるりぃ~っと
入ってキてますかiさん中に!
二人の白濁が!(ぇ)ダイジョブですかwwwwwww
今夜(二人の)は淳にガッツリタチを
堪能させてやりたいと思ってます(*´∀`)
といいつつ間もなくエロ終わりそうです
なんか自分で書いてて名残惜しいです(゚∀゚)アヒャ
でももう描写力がついていきませんorz
いつもまりがとんございます
この二人もあと少しとなりますが
更なるお付き合いの程よろすくおながいしますです
(`・ω・´)シャキーンがんがるす
2009/03/11(水) 22:16 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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