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福音、ふたりが幸せであるために(4)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※まずは歩だけw 18禁でおながいします。








「ん……慎治さん」

 湯の中で慎治に触れられたそこは、あっと言う間にその形を成した。慎治の手のひらに、血を集め始めた猛りを押し付け、歩は緩やかに腰を前後させた。

「歩、ここ座れ」

 慎治が歩の背後にある、湯に入るための足場にもなっている平らに切り取られた岩を軽く叩いてそれを促した。

 岩と慎治を交互に見やり、歩は黙ってそれに従った。

 岩に腰掛けると、慎治が両膝に手を掛け、歩の足を割った。湯から出て空気に晒されたそこに顔を近づけた慎治が、湯で濡れて光る唇で嚢をそっと咥える。

 唇に軽く挟まれた中の芯を舌先で転がされると、背をざわざわと走る快感に、歩はゆっくり顎を上げた。

「ぁ……」

 慎治の手のひらが内腿を撫で上げるように伝う。中心に辿り着くと、固く勃ち上がる歩の雄が握られた。

 先端に親指があてがわれ緩く扱かれると、歩の腰はまた自ずと揺れた。

「ん……、慎治さん、どうすんの、っ」
「クチでイかせてやるよ」
「いいの、……?」
「ん……」

 そう答えた慎治はそっと目を閉じ、嚢の中の芯を口に含めた。それを水気を含んだ淫猥な音とともに口内で吸い上げ、また歩の猛りを握る手は、それを扱く速度を少しずつ上げてゆく。

「ぁ……気持ちい、……」

 歩は慎治の肩に手を乗せ、せめてもの愛撫にそこを柔らかく撫でた。

 基本何をさせてもそれを流麗なまでにソツなくこなす慎治は、こういった行為全般においてもそれは同様で、いつも必ず歩のツボを押さえた愛撫を施してくる。慎治に与えられた愛撫は時に荒々しく、時に優しく、狂おしい程に歩を焦らし、翻弄する。

 慎治しか知らない歩の身体は、その行為にいつも満たされてまた、慎治の身体をより深く求めてきた。



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歩×慎治

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真昼間にRうぷるのって深夜更新とは違ってやっぱりなんか気が引けますw(けどうぷるw)


たくさんの投票ありがとうございました(´Д⊂ヽ
今回のRはまずは歩だけオクチでイきますんでガチュンはなしでしw
このあとひと悶着(?)あり、んでからガチュンに移りますw
よろしければ引き続き投票お待ちしています(*´∀`)
投票は(3)に貼ってあります。
投票まだの方、いらさいましたらぜひコメとともにおながいします(*´∀`)




コメント
まずは!
 最初の注意書きの「※まずは歩だけ」に、思わず吹き出しました。
 まずは、て!
 まだまだいろいろありそうな雰囲気ですね。
 う~ん、楽しみ!

 Rシーン、昼間にUP全然オッケーです!
 それを読んで、真昼間からハァハァしている人がここにいるんで(爆)
2009/08/09(日) 10:05 | URL | 如月久美子 #-[ 編集]
あいーまずはwでごじゃいやすw
>如月さん(*´∀`)

あいーみなさまに投票でお聞きしましたガチュンとは別に
血気盛んな(?)歩をどうどうさせようと
一回一人でイかせといてあげようと慎治(と私)の配慮というか魂胆というかw
そんで慎治はここでムリしてしまうワケなんですが(゚∀゚)アヒャ

昼間のうぷ、オケすか!
普段深夜なんでどうなんかとか思ったりもしましたが
読んで下さる方は普段も深夜とは限らないすもんねw
といいつつもいつもよりちょっと書く量増やすだけでゼーハーしとりますんで
七斗×七月が終わってもまだあゆしんが終わってなければ
これ一本でつなぎにしてしまうかもです(;´Д`)
こちらいつも以上にまたーり進行になりそうですが
お付き合いよろすくおながいします(*´∀`)

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>秘密拍手コメo-iさん(*´∀`)

そすね最後のバックヤードガチュンでも
歩はタチだったんで、ていうか歩の声はほんと久々すねw
オクチで何回分かかるか、全く予想つきませんがw
歩がまずは一回目イくまでのRお付き合いよろすくでし(*´∀`)

2009/08/09(日) 11:39 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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