※性描写です。18禁でおながいします。
「歩、下向ける?」
「ん……」
キスで朦朧としていた俺は、慎治さんの手に促されるまま俯せになった。慎治さんが身体を起こして俺を見下ろす。
「綺麗だな、歩……」
慎治さんの指が背骨を辿って下りてゆく。
「な、に言って……っん……」
恥ずかしい台詞に頬が熱くなるのを感じながら、ざわつく背中に身震いする。
「いつもは最中にお前の背中見る事ねーからさ」
吐息混じりに慎治さんが答えて、慎治さんの唇が肩口に落ちてきた。
「せっかくのプレゼントなんだしな、堪能させてもらうから」
慎治さんは宣言めいた言葉を投げかけてから、ちゅ、と音を立ててそこを吸い上げた。続けて首根を咥え、俺の肉に甘く歯を食い込ませながらまたそこも音と共に吸い上げる。俺の腿には慎治さんの下肢が押しつけられている。先刻精を放ったばかりの慎治さんの雄もまた、続きを期待しているかのように再び熱と質量を取り戻していた。
慎治さんは俺の骨全部にキスするつもりなんじゃないだろうか、そんな勢いでキスが降ってくる。そして俺の身体はもうどうにかなってしまったんだろうか。そのキスの一つ一つに身体が反応して震えてしまう。
「お前、右側のが弱ぇのな」
そう言って慎治さんは右耳の後ろにキスをする。
「んっ、……ぁ……」
そのまま右の首筋を舌先で辿って下りてゆく。堪らず俺は顎を跳ね上げ背を反らす。執拗なまでに耳元にキスされて、その度にびくびくと跳ねる身体。頭が沸騰しそうになる。
「ぁ、はっ、っ、ん……」
自分でも知らなかった自分の身体。それを暴くのが慎治さんである事が、本当に嬉しくて、幸せだと思う。朦朧とした頭でそんな事を考えて、俺はシーツを握り締めた。
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慎治さんは俺の骨全部にキスするつもりなんじゃないだろうか、そんな勢いでキスが降ってくる。そして俺の身体はもうどうにかなってしまったんだろうか。そのキスの一つ一つに身体が反応して震えてしまう。
「お前、右側のが弱ぇのな」
そう言って慎治さんは右耳の後ろにキスをする。
「んっ、……ぁ……」
そのまま右の首筋を舌先で辿って下りてゆく。堪らず俺は顎を跳ね上げ背を反らす。執拗なまでに耳元にキスされて、その度にびくびくと跳ねる身体。頭が沸騰しそうになる。
「ぁ、はっ、っ、ん……」
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