2ntブログ

十二月二四日、夜八時(13)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
※性描写です。18禁でおながいします。



 慎治さんが俺を掴む指先に力を入れて、最後にぐ、と腰を進めた。体内がざわつきながら蠢いて、より深く入ってきた慎治さんの形に俺の内部が変化する。

「ぁ、……ん、……」
「歩、全部入った。……動くぞ」

 俺が小さく何度も首を縦に振ると、慎治さんはゆっくりと抽送を始めた。

「……歩……」

 慎治さんの低く唸るような声が切なく俺の身体に染み渡る。小さく始まった律動は少しずつその振幅を増していった。少しの滑りを媒体に擦れ合う粘膜。熱を分け合い、自分と慎治さんとの境目がどこなのか分からなくなる。愛しい熱が俺の内側を拡げる圧迫感に胸が詰まり呼吸が浅くなる。

「っぁ、ん、っ、んっ」
「歩、息吐け」
「はぁっ、ぁっ、はぁ……」

 言われて息を吐くと、気付かない内に固まっていた身体が少し弛緩して、痺れていた指先に再び血が戻った。

「歩、平気か?」

 動きを緩めて慎治さんが心配そうに問い掛ける。

「ん、平気……だ、から、慎治さん、もっと……動いて……」

 慎治さんに俺を感じてもらいたい。慎治さんの思うままに。

「んな煽って……もう知んねーぞ……」

 慎治さんが俺の腰を掴み直した。俺の中からギリギリまで引き抜いて、ずん、と奥まで一気に穿つ。それを端に、慎治さんが激しく身体を打ち付けてきた。

「ぁ、っく、……、……っ」

 内壁を擦り、何度も奥を突き上げられる。水音と、肌が当たる乾いた音が混じり合って部屋に響く。熱さに思考が蕩けて、意識に靄が掛かる。

「歩」

 慎治さんが俺の名を呼び、同時に俺の猛りを握って俺の意識を呼び戻す。

「あ、慎、治さ……」

 慎治さんに揺す振られながら、同じ動きで雄を扱かれる。熱い身体に、更に火を点けられてすぐにその熱さに耐えられなくなった。

「んっ、ぁ、っく、イっく……ぁあ……!」

 慎治さんの先端に、今日知ったばかりの場所を抉られる。あっという間に上り詰めた俺は、どくん、と身体の奥から迫り上がる震えと共に吐き出した白濁で慎治さんの掌を汚した。





←12に戻る ・ 14へ進む→
1から読む→


この二人につきましてはコチラ→雨がやんだら
クリスマス前後の流れはコチラ→クリスマスイブの過ごし方 ・ ただそれだけの朝





↓よろしければクリックしてください。
 書く意欲に繋がってマス。
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ



コメント
慎治のチンが、まさに慎チンがソーニュ-(*´Д`)!!
煽り上手なコドモに、歩の言葉だけでイけ!!
とか念じつつ慎チン早漏疑惑は晴れましたね☆

十分解しちゃう愛、深いな(;´Д`)ハァハァ
もー歩もー(;´Д`)エロ!!
慎チンは奥歯を食いしばって堪えてんのかなぁ(ほわわわわん
2008/02/06(水) 04:26 | URL | ハナ #ZJmJft5I[ 編集]
わー超遅レスすいまそんー
慎治のティンが!そうですまさに慎ティンですwwwwwww
だから慎チンもそう呼ばれると嫌がるワケですwwwwww
慎チン候疑惑、スゲー魅力的だったけど
一応10コ年上の威厳を守ってやりまんたv

いやー続き、なかなか上がりませんwwwwww
今から一気にはしょりたい朝チュンとかwwwww
どうやら慎チンはエロい子供の声がお気に入りのようですv
2008/02/07(木) 00:36 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://gerberahybridblog.blog.2nt.com/tb.php/191-e300ce5a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © がっつりBL的。 All rights reserved. | 

 / Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ