そばにいるから。（41)（R18)

「ハルカのココ、まだやらけぇよ。……痛くねぇ？」
「ん、平気だから、っ早く指、抜いてサトル……」

　――でないと、また……。

「ハルカ、感じてる？」
「ん、んんっ」

　首を横に振ると、その嘘を暴くように学の指がぐ、と官能の一点を押した。

「あっ」
「……ごめんハルカ。中の、出してやるつもりだったけど、もっ回してからにしよ……？」
「んっ、ぁ、……ぅん」

　自分に触れた事で、学の欲望にも火が灯った事が嬉しかった。悠は小さく頷いた。肩に手を掛けられ、学の手に促されるまま俯せになる。体内の指が去って行き、腰を掴まれ引っ張り上げられた。去って行った指の代わりに、着ていたスウェットを下にずらしただけの学が、その質量で悠を貫いた。

「ぁ、っ、サトル、……っ」
「――ハルカ」

　学に背後から抱き締められる。項を優しく吸われると、背を電流のような快感が走った。

「――サトル、ハルカ具合悪ぃ？」

　不意に部屋のドアが開き、同時に歩が顔を覗かせた。

「あーごめんあーちゃん、パスタ、二十分後にゆがき始めて。ハルカも食うって」
「…………分かった」

　事を察すると歩は宙を見上げて、しょうがないな、とでも言いたげに苦々しく笑ってドアを閉めた。

「サ、トル……、歩さん、見られっ、ぁっ」
「……かな。ごめんねはーちゃん」
「っあ、っ、もっ、それ、お前、反則っ」

　悠がその呼び名に弱いと分かって、学はそれを使う。学のそんなところすら愛しくて、悠は学に揺すぶられながら緩く、苦い笑みを浮かべた。








　自分で中のものを掻き出そうとする悠に、今度はちゃんとするから、と学は宥めるようなキスを落とし、結局学の手によって悠の中の白濁が掻き出された。

　思いがけず始めてしまった行為とその後戯の余韻で震えながら荒く呼吸する悠に、先行ってあーちゃん手伝って来る、とキスを残して学は部屋を出て行った。学を見送って一度深く呼吸をし、それから悠はゆっくり身体を起こした。一晩かけて全て学のものとなった身体は、背後の痛みでさえふわふわと、幸福感へと形を変えた。

　同じ痛みのはずなのに、昨日とはまるで違う。

　幸せのために伴った痛みは、幸せでしかないんだと、今日初めてそれを知った。立ち上がって、裸のまま一晩過ごした身体に服を纏う。肌に触れる衣服の衣擦れにさえ、過敏に変えられた身体はぞくりと震えた。






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野田学について(*´∀｀)

叔父：野田歩（あーちゃん）
父　 ：野田進
『野田学、10歳。好きな人がいます。 』

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やっとエチ終わりまんた！
あとはエンディングへむけてまったりと……
あと少しお付き合いよろすくおながいしますm(_ _)m