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すべては愛のせいだろ?(34)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※まったり肌色描写続きます(*´∀`) 18禁でおながいします。







「中身随分減ってんじゃねぇかよ」
「……最後に使ったのはかなり前だっつうの。……っ、ん」

 ローションの潤いが乗った手が、背後から淳汰の下着の中に滑り込んできた。その指先が双丘を割って後孔に触れると、聡士の体温で温められていても、慣れない水気の感触にひく、と淳汰の襞は収縮した。


 入口の周囲に潤いを移してから、つぷりと指先が挿し込まれた。その指はごく浅い場所で抜き挿しを繰り返し、入口の襞を馴染ませるように小さく円を描いた。

 その手順は淳汰だって知っている。

 生理現象では異物と捉えられるその指先を、淳汰は意識的にゆっくりと息を吐いて身体に受け入れた。する側とされる側とでは、こんなにも違う感覚。快感とも違和感ともつかない不思議な感覚に、ざわざわと肌が騒ぐ。

「な、にお前それヤキモチ?」

 まだ羞恥に堪え得るその感覚に小さく眉を寄せながら、聡士に問いを向ける。

 淳汰は身体の片側で自重を支えながら空いた片手を聡士の胸元に下ろし、親指で聡士の胸の突起を潰すように押した。その指の腹をゆっくりと回し、その穏やかな刺激にも固く芯を持った瞬間を逃さず人差し指とで摘んだ。

「……かな。お前が新しい相手見つけるたびにイラついたのはその所為か……っ、ん……」

 摘んだ瞬間、聡士の腹がひくりと痙攣し、聡士が片頬を上げて苦笑する。

「お前自分の事棚に上げてよく言う……っ、ぁ」

 仕返しのように、挿し込まれた指が深くまで入って来た。意識して緩めていた背後が、また無意識に収縮し、聡士の指を締め付ける。

「誰かと付き合ってる最中でも、俺の誘いは断らなかったよな、淳汰」

 絡まる襞を振り切るように、聡士の指が深くでも円を描く。不意に指先で弾くように、内部の一点を圧迫された。堪えていても、顎が小さく跳ねる。




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↓二人がちょろっと出てくる話はコチラ
中野聡士→『にしがひがしに』
山井淳汰→『24/7(twentyfour-seven)』
『聡士×淳汰(タチ×タチ)』


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コメント
またしても悶えております…
うわ~~~~う~~~わ~~~~。
(いつも知能低そうなコメすんません
悶える…。
淳たんがさりげに反撃するのがたまらん…。
攻め×攻め、これ最強だと知りました!!
あーーーもう永遠に続けーーー!!
2008/11/22(土) 14:14 | URL | りり #-[ 編集]
またしても遅くなりましたすいませんアセアセ
>りりさん(*´∀`)

ん~~~~お~~~んぉ~~~
ボキャブラのりりさんが(;´Д`)ハァハァ
あざす(*´∀`)
途中まで淳に挿れさせてやろうと
本気で思ってましたw
けどどうしても聡士には勝てずwwwwwww
私もろとも聡士に負けてしまいまんたwwwwww
アッサリ終わるんじゃないかと思ったこの話も
あっちゅう間に34話にwwwwwwww
それもこれも一話の文字数が少ないおかげです
ほんとうにありがとうございましたすいませんwwwwww
そんな感じでもう暫く続きますが
よろしければ最後までお付き合いよろすくおながいします(*´∀`)


>秘密拍手コメo-iさん(*´∀`)

聡士、乳首が弱いことが発覚w
これからは淳じゅんもセクースのたびに
乳首責めをすることでしょう(*´∀`)
あ、もしかしたら今までのお手合わせ(何)
の時に既に知っていたのかもしれないすね(*´∀`)
ええもう休みはガッツリ把握の聡士さん
思いっきしヤる気満々で(*´∀`)
しかも平日は淳じゅん休み連休なんす(*´∀`)
体力の人聡士は翌晩も来る気満々ですエヘヘ


2008/11/23(日) 03:04 | URL | ベラ #mQop/nM.[ 編集]
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