慎治さんの下肢に纏う物全部を一緒に下へ下ろした。露わになった慎治さんの尻に俺の中の狂った情欲が頭を擡げる。ズボンのジッパーを下ろして、自身を取り出す。いつでも慎治さんを求めてる俺の身体。こんな時にまでそそり勃つ俺の中心。荒んだ気持ちは優しさを忘れ、慎治さんを痛め付けようと背後に唾を吐き掛けた。そこに先端を押し宛てて、慎治さんを一気に貫いた。
「……っ、……」
唾液の水気だけでは足りなかったのか、慎治さんの中が俺に張り付くように絡んでくる。慎治さんの辛そうな呻き声。相当痛いんだろう。慎治さんの身体中に力が入った。俺も、痛いんだろうか。全てが麻痺してて、俺にはまるで痛みの感覚がなかった。
絡まる慎治さんの内壁を振り切って腰を引く。痛いと訴えない慎治さんに、苛立ちが募る。
この痛みに耐えてまで、俺を遠ざけたい?
「っ、慎治さん、ホントに俺と別れてぇの……?」
声を堪える慎治さんの顔が見たかった。俺に痛め付けられる慎治さんの表情はどんなにか俺を陶酔させる事だろう。残虐な心が暴走してもっと、と俺の本能に指令を出す。俺は再び慎治さんを、最奥まで突き上げた。
「なんでだよ……っ」
なんで痛いって言わねーの? ほら、痛い止めて欲しいと、許しを乞えよ。
これみよがしに抽送を始める。打ち付ける度、肌が当たる乾いた音が部屋に響く。
――慎治さん。
心の中で叫ぶように名前を呼ぶ。
好きな人に好きと言える幸せを、その相手と肌を重ねる幸福を、俺に教えたのは慎治さんなのに。やっぱそんなのは幻? 俺にはそんな幸せは与えられねーの?
慎治さんが俺に教えた事が嘘だったなら、慎治さんは酬いを受けるべきだ。こんな事になって返ってくるなら、あんな幸せなんか知りたくなかった。
「何か言えよ慎治さんっ……」
――愛してる歩。
俺を初めて抱いた夜、慎治さんは確かにそう言った。
打ち付けて、呼び起こす。今までの慎治さんを。何度も俺の下で、俺に挿れられてイっただろ? 俺を抱いて、幸せそうにしてただろ? その時の慎治さんに、嘘はなかったと信じたい――
私のありったけの負の部分をなんとか捻り出してる所す
クドかったり文章崩壊してませんかアセアセ
書いてる人、冷静になれず分かりません(;´Д`)
色々禿増していただけると安心しますwwww
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――慎治さん。
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慎治さんが俺に教えた事が嘘だったなら、慎治さんは酬いを受けるべきだ。こんな事になって返ってくるなら、あんな幸せなんか知りたくなかった。
「何か言えよ慎治さんっ……」
――愛してる歩。
俺を初めて抱いた夜、慎治さんは確かにそう言った。
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