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主よ、人の望みの喜びよ(11_歩)(R18)

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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※性描写です。18禁でおながいします。

主よ、人の望みの喜びよ(11)の歩視点です。
慎治視点と合わせてお読みいただけるとウレシスですv




「慎治さん、俺の事好きだって、言ったじゃねーかよっ」

 本当は挿れる方が好きな慎治さんが、挿れられる側に回る事を甘受するくらいに。俺が着ていた制服を頼りに学校を特定して、わざわざ俺に会いに来るくらいに。言ってねぇけど、そんな行動にまで出てくれた慎治さんに、実は凄ぇ感動した。

 付き合うようになって、慎治さんちに泊まりたいと帰るのを渋る俺のわがままを、慎治さんは滅多に聞き入れてくれなかった。周りを見て比べたら、それは厳しい部類に入るんじゃないかと思うくらいに。そんなの、やってるヤツはもっとやってる。

「慎治さん……っ」

 そんな俺のわがままに愛想尽きた? 最後に会った時だって、慎治さんは俺の下でその端整な顔を色っぽく歪めたのに。

 慎治さんの中心に手を伸ばした。慎治さんのそこは柔らかく、半勃ちですらなかった。

 俺としてるのに。

 そんな事あり得ないと、慎治さんを痛め付けていた事も忘れて握った慎治さんを夢中で扱く。少しすると、掌の中の慎治さんに熱が生まれた。少しの安堵。

 ――慎治さんの気持ちは、俺にあるよね?

 随分動きやすくなった抽送を繰り返しながら、まるでいつものセックスみたいに慎治さんが悦くなり始めてるのを感じる。

「慎治さんだって、俺で感じてんだろ……っ?」
「っ、……く、はっ……」

 慎治さんの身体は確かに熱くなっているのに、慎治さんは首を横に振った。

 その瞬間、目の奥辺りで何かが弾けた。

 シャツで後ろ手に纏めた慎治さんの腕を引っ張って上体を立たせ、首根に噛み付いた。

「んっ、……っ」

 顎に少しずつ力をかけてゆくと、不意に鉄の味が口内に広がった。その味は俺をうっとりと陶酔の世界に導き、俺は慎治さんを味わい尽くすように、慎治さんの肌をゆっくりと舐め上げた。




色々禿増していただきあ(・∀・)り(・∀・)が(・∀・)と(・∀・)う!ございマス!
引き続き禿増していただけるとギンギンになります(嫌?)
明日から約1週間モー学強化週間(w)に挿りますので
その間しばらくあゆしんオヤスミの予定すv




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