※15禁でおながいします。
触れ合った唇から、容赦なく歩の熱が流れ込んでくる。熱を帯びていた緩やかなうねりは、一気に奔流に飲み込まれた。荒ぶる欲望を己の内に抑え付けようとして、呼吸が震える。
けれどもそれも既に限界近い。
触れ合った唇から、容赦なく歩の熱が流れ込んでくる。熱を帯びていた緩やかなうねりは、一気に奔流に飲み込まれた。荒ぶる欲望を己の内に抑え付けようとして、呼吸が震える。
けれどもそれも既に限界近い。
――歩が欲しい。できるなら今すぐ。
「……歩お前、今日帰んなくてイイんだよな?」
歩が慎治の唇に心酔した表情で、何度も慎治の唇を上下交互に口に含む。その合間を縫って鼻先同士触れ合わせ、吐息の掛かる間近で歩に確かめた。
「慎治さん……俺ハタチだよ」
ほんの一瞬でも離れるのを惜しむように額で慎治の額を撫でて、歩が笑みと共に答える。
――ハタチ。じゃあもう遠慮は要らねぇって事か。
「歩、……ヤろ」
言葉と同時に態度でも歩を誘う。薄く唇を開いて、歩の呼吸を奪った。歩の舌を探って己の口内に導き、舌の裏を舐め上げた。
「ん……っ、……いいの? 俺、……挿れても」
歩もまた、その身体に官能を宿し始めている。甘く熱を帯びた吐息を慎治に零して、遠慮がちに問いかけた。尖った歩の舌先に上顎を内側から愛撫されると、快感が背筋を走り抜け、直結する下肢がどくん、と脈打つ。
「ハタチのお前を早く、俺にくれよ」
慎治は歩の両頬を掴むように引き寄せて、深く、歩の舌を味わった。
「……慎治さんから誘われたの、初めてだ……」
慎治の求めに応えてその舌を慎治に与えるように差し出しながら、歩が慎治のシャツをたくし上げた。
歩の掌が、這うように慎治の背を撫でる。それだけで、ぞくぞくと全身が官能と悦びに震えた。
――今からこんなんじゃ、このあとどうなっちまうんだ、俺……。
歩にされるままに上衣を脱がされて、慎治は綻びそうになる表情を隠すように苦笑を作った。
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「慎治さん……俺ハタチだよ」
ほんの一瞬でも離れるのを惜しむように額で慎治の額を撫でて、歩が笑みと共に答える。
――ハタチ。じゃあもう遠慮は要らねぇって事か。
「歩、……ヤろ」
言葉と同時に態度でも歩を誘う。薄く唇を開いて、歩の呼吸を奪った。歩の舌を探って己の口内に導き、舌の裏を舐め上げた。
「ん……っ、……いいの? 俺、……挿れても」
歩もまた、その身体に官能を宿し始めている。甘く熱を帯びた吐息を慎治に零して、遠慮がちに問いかけた。尖った歩の舌先に上顎を内側から愛撫されると、快感が背筋を走り抜け、直結する下肢がどくん、と脈打つ。
「ハタチのお前を早く、俺にくれよ」
慎治は歩の両頬を掴むように引き寄せて、深く、歩の舌を味わった。
「……慎治さんから誘われたの、初めてだ……」
慎治の求めに応えてその舌を慎治に与えるように差し出しながら、歩が慎治のシャツをたくし上げた。
歩の掌が、這うように慎治の背を撫でる。それだけで、ぞくぞくと全身が官能と悦びに震えた。
――今からこんなんじゃ、このあとどうなっちまうんだ、俺……。
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